株式会社イノカは、独自の「環境移送技術」により、世界初となる、沖縄県近海に由来するサンゴ種および生物種(バクテリア含む)のみによって構成された完全閉鎖型水槽の立ち上げに成功した。また、国産遺伝資源の保全および持続的利用、また海洋遺伝資源の利用に関する共同研究パートナーの募集を開始した。 「環境移送技術」とは、イノカ独自のIoT技術。天然海水を使わずに、水質・水温・水流・照明環境・微生物を含んだ様々な生物の関係性など、多岐に渡るパラメーターのバランスを取りながら任意の生態系を水槽内に再現する。 同社ではこれまで、本技術を用いた完全人工環境でのサンゴに関する研究でサンゴの長期飼育や季節をずらした抱卵に成功させてきたが、今回は世界で初となる、沖縄県近海に由来するサンゴ種および生物種(バクテリア含む)のみによって構成された完全閉鎖型水槽「純国産サンゴ礁水槽」の立ち上げに成功したという。 サンゴ礁は
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