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2013年5月3日のブックマーク (6件)

  • 立憲主義の危機を目の前にして | 弁護士川口創のブログ

    第1 憲法とは何か 憲法とはそもそも何か。もちろん、国家の根法である、ということは言うまでもありませんが、憲法の重要な機能として、「国家権力を縛る安全装置」という点があります。憲法で権力を縛ることは「立憲主義」と呼ばれています。 もともと、国王に好き放題させない、というところから発展してきたものですが、国民主権になり、民主主義の政治システムを取る欧米各国は、今も「立憲主義」をとり続けています。それは、議会制民主主義の下で「多数者」によって信任された政府であっても、権力は時に暴走し、特に少数者の人権を踏みにじる危険性が常にある、という教訓に基づいています。 むしろ、政府が多数の国民に熱狂的に支持されているときほど、少数者は切り捨てられ、人権が踏みにじられることがあります。民主主義システムの下での「立憲主義」を「立憲主義的民主主義」といって、多数者であれば何を決めても良いという意味での「多数

    立憲主義の危機を目の前にして | 弁護士川口創のブログ
  • 朝日新聞デジタル:社説

    社説社説バックナンバー天声人語天声人語・社説だけまとめて読むなら→AstandのWEBマガジン「朝日新聞 天声人語・社説」もご利用ください。憲法を考える―変えていいこと、ならぬこと  憲法には、決して変えてはならないことがある。  近代の歴史が築いた国民主権や基的人権の尊重、平和主義などがそうだ。時代の要請に合わせて改めてもいい条項はあるにせよ、こうした普遍の原理は守り続けねばならない。  安倍首相が憲法改正を主張している。まずは96条の改正手続きを改め、個々の条項を変えやすくする。それを、夏の参院選の争点にするという。  だがその結果、大切にすべきものが削られたり、ゆがめられたりするおそれはないのか。  いまを生きる私たちだけでなく、子や孫の世代にもかかわる問題だ。 ■権力を縛る最高法規  そもそも、憲法とは何か。  憲法学のイロハで言えば、権力に勝手なことをさせないよう縛りをかける最

  • 教育と防衛 「戦後」がまた変わった (12.16朝日社説)

  • 憲法記念日 改正論議の高まり生かしたい : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    憲法記念日 改正論議の高まり生かしたい(5月3日付・読売社説) ◆各党は参院選へ具体策を競え◆ 安倍政権下の国会では憲法改正を巡る論議がいつになく活発だ。 夏の参院選の結果次第で、安倍首相が公約に掲げる憲法改正がいよいよ現実味を帯びてくるだろう。 きょうは、日国憲法が施行されてから67年目の憲法記念日。日の内外情勢は激変したにもかかわらず、憲法はまだ一度も改正されていない。そんな憲法の在りようを考える機会としたい。 ◆まずは発議要件緩和を◆ 憲法改正論議の根底にあるのは安倍首相が指摘するように、「日人は自身の手で憲法を作ったことがない」という事実である。 戦前の大日帝国憲法は天皇の定めた欽定(きんてい)憲法だ。現行憲法は占領下、連合国軍総司令部(GHQ)の草案を基に制定された。 国民自ら国の基を論じ、時代に合うよう憲法を改正するという考え方は、至極もっともだ。読売新聞の世論調査で

  • 【主張】統治機構と憲法 間接選挙で参院再生を 「地域主権」は国の統一そぐ - MSN産経ニュース

    憲法施行66年を迎えた。ようやく日人自らの手で憲法を改正できる状況がみえてきた。 自民党や日維新の会などが、改憲の発議要件を衆参両院の「3分の2以上」から「過半数」に緩和する憲法96条改正を打ち出し、今夏の参院選の主要な争点になるからだ。 改憲が現実の政治日程にのぼり、国民投票が行われる。そのとき、羅針盤になるのが現行憲法の問題点を摘出し、新たな国家像として「独立自存の道義国家」を打ち出した紙の「国民の憲法」要綱である。 ≪知事による推薦も検討≫ 要綱は、国会や内閣など国家の統治機構に対しても抜的な見直しを提起した。 とりわけ衆参両院のねじれ現象の下で重要法案の成立が阻まれるなどの「決められない政治」を打破することを主眼に二院制のあり方にメスを入れたのが特徴だ。 具体的には第60条で「参議院は、直接選挙および間接選挙によって選出される議員で組織する」と、参院に間接選挙を導入すること

  • 社説:憲法と改憲手続き 96条の改正に反対する- 毎日jp(毎日新聞)