笑福亭松喬師匠が7月30日に亡くなられた。享年62歳だそうだ。 私など、意識的に落語を好んで聞きはじめたのがつい2年ほど前からという初心者であるので、昔から見ている方たちと比べると大した思い出などあるはずもないのだけれど、twitterのログを頼りに今まで見た高座を思い出してみる。 初めて見たのは2011年2月22日の繁昌亭昼席。 繁昌亭に行くこと自体がまだ数回目、という時期だ。というか、初めて繁昌亭に行って初めて生の落語を聞いたのが1月11日のことだから、落語を聞き始めたばかりの時期である。 演目は「お文さん」だったと思う。正直「おもしろかったー!」という漠然とした印象しか残っていないという小学生並みなテイタラクだけれど。 この「お文さん」が、松喬さんくらいしか演じ手がいない、ある意味松喬さんならではのネタであるという事を知るのは、まだずっと先の事。 なぜかtwitterに書いていないよ