このあいだ電車に乗っていたら、吊革に何かがかかっていた。輪ゴムだった。それを見たとき「お、お母さん!」という思いにつつまれた。お母さんがいるはず…そう思って車内を見渡したのだが、疲れたサラリーマンしかいなかった。 たとえお母さんでなかったとしても、輪ゴムをちょっとしたところにかける(この記事のように)だけで、ここまでお母さん感が出るのかと驚いた。輪ゴムがかかっているだけ。となればいたるところにお母さんはいるはず。街中にいるお母さんを探しに行こう。 (text by ざんはわ) 自由が丘にてお母さんを探す ということでお母さんを探すべく自由が丘へやってきた。セレブっぽい街と思われがちだが、なかなかお母さん感あふれるよい街だ。きっと輪ゴムもそこら中にかかってるに違いない。そして、もしかしたら輪ゴムをたどっていけばお母さんの元にたどり着けるかもしれない。