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放射線と資料に関するtomojiroのブックマーク (2)

  • ≪内部被ばくに関する線量換算係数≫ - 緊急被ばく医療研修

    内部被ばくに関する線量換算係数としてICRPでは,Dose Coefficient(線量係数)という数値を勧告しています。これは,1Bqを経口あるいは吸入により摂取した人の預託実効線量で単位はSv/Bqです。ただし,吸入による1Bqの摂取量とは,吸い込んだ放射能が1Bqであって呼吸気道に沈着した放射能ではないことに注意する必要があります。 また,ICRPは放射性核種それぞれについて経口または吸入摂取した作業者についての実効線量係数と子供および成人の一般公衆についての実効線量係数を勧告しています。前者はICRP Publ.68(1994)に,後者はICRP Publ.72(1996)にまとめられています。なお,線量の積分期間は,作業者および成人の一般公衆で50年,子どもでは摂取した年齢から70歳までとしています。 以下に,緊急時に考慮すべき放射性核種について,ICRP Publ.72に勧

  • 福島第一原発事故直後の福島県中通りにおける放射性物質の飛散状況はどのようなものだったか

    福島第一原発事故による福島県中通りの放射性物質の汚染が問題となっています。この地域への放射性物質の飛来及び沈着はどのようなものであったのか?当時の状況を理解することは今後の対策に重要です。福島第一原発事故直後の平成23年3月15,16,17日,4月8日に,福島県災害対策部の要請を受けて高エネルギー加速器研究機構と理化学研究所の合同チームが行った広域放射性物質の調査結果から,その様子が明らかになりました。調査は線量測定と放射性核種の判別ができる最新鋭のLaBr3シンチレーションガンマ線検出器を使って,(1)短時間で広範囲を移動でき,(2)場所の特定が容易で,(3)測定環境がほぼ同じにできる,高速道路上を中心に行われました。ここではその概要をわかりやすく説明します。

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