哲学・思想、社会学、法学、経済学、美学・芸術学、医療・福祉等、人文科学・社会科学分野を中心とした出版活動を行っています。 2016年10月にフランスのライシテ研究の重鎮、ジャン・ボベロ氏が来日し、今日のフランスにおけるライシテについて講演を行ないました。その2回の講演「続発するテロに対峙するフランスのライシテの現状と課題」と「今日のフランスにおけるライシテ――イスラームと〈宗教的なもの〉のグローバル化に直面して」の日本語訳を掲載いたします。 掲載をお許しくださったジャン・ボベロ先生、訳文掲載にご尽力くださった伊達聖伸先生、増田一夫先生、ミカエル・フェリエ先生、赤羽悠さん、西村晶絵さんにお礼申し上げます。[編集部] 【訳者による導入解説】 2015年1月7日~9日の「シャルリ・エブド」襲撃事件、警官殺害事件、ユダヤ系食料品店襲撃事件。そして同年11月13日の大規模なパリ襲撃事件。2016年7