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経済学に関するtomojiroのブックマーク (23)

  • ピーター・ターチン「ロシア革命の意義」(2017年11月7日)

    The Significance of the Russian Revolution November 07, 2017 by Peter Turchin 今日は、ロシア十月革命の百周年記念日だ。ボリシェヴィキによって率いられた、暫定政府への武装蜂起は、1917年11月6・7日(ユリウス暦では10月24・25日)に始まり、翌日夜の、冬宮 [1]訳注:ウィンター・パレス、冬宮殿とも呼ばれる、ロシア皇帝が冬季に滞在していたネバ川沿いにあった宮殿。 への襲撃でクライマックスに達している。 十月革命は、まさに地球規模の意味を持つ出来事、『世界を揺るがした10日間』であった。まず、壊滅的な影響をロシアにもたらしている。1917年の2つの革命(二月革命と十月革命)は、血塗られた内戦であり、スターリンの独裁体制を確立させ、ロシア社会に甚大な犠牲を課した。犠牲は、人口動態的なものであり(何千万人もの人々が

    ピーター・ターチン「ロシア革命の意義」(2017年11月7日)
  • himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「Inflation and Treasury Convenience」で、著者はAnna Cieslak(デューク大)、Wenhao Li(南カリフォルニア大)、Carolin Pflueger(シカゴ大)。 以下はその要旨。 Using a century of data, we show that Treasury convenience yield and inflation comove positively during the inflationary 1970s-1980s, but negatively pre-WWII and post-2000. An inflation decomposition reveals that higher supply inflation predicts higher co

    himaginary’s diary
  • MMT物語(その2): クルーグマン教授のMMT批判とケルトン教授の反論 | 一般財団法人 日本税務協会

    ファンクショナルファイナンスの問題点(理屈っぽい) MMTの背後にある学説は巧妙でしたが、完全には正しくなかった 出典:https://www.nytimes.com/2019/02/12/opinion/whats-wrong-with-functional-finance-wonkish.html?module=inline 2019年2月12日 今後数年間にわたる政策論争は、少なくとも近代通貨理論の教義にある程度影響されるように思われる。進歩主義者たちの中には、イニシアチブの支払い方法を心配する必要がないと信じる人もいるようだ。 。たとえあなたがMMT分析について懸念を脇に置いていたとしても、それは実際には間違っています。しかし、最初に、MMTについて何が正しいのか、何が悪いのかを説明する必要があるように思われます。 残念ながら、それは持っているのは非常に難しい議論です – 現代のM

    MMT物語(その2): クルーグマン教授のMMT批判とケルトン教授の反論 | 一般財団法人 日本税務協会
  • 医学部を目指す高校生とそのご両親へのメッセージ – 医療政策学×医療経済学

    2017年1月に発売された「AERA Premium 医者・医学部がわかる」(朝日新聞出版)に、「これから求められる医師像とは」というテーマで、医学部を目指す高校生とそのご両親おへのメッセージを寄稿しました。許可を得てこちらに転載させて頂きます。 ◎医事争論 これから求められる「医師像」とは̶̶―― 最適な医療サービスを提供する健全なコスト意識が必要に 私は医療政策学者であるが、原点は「臨床医」にある。現在、医療政策・医療経済学の研究をしているのは、あくまで現場で働く医師、看護師、その他の医療関係者がスムーズに働くことができ、ひいては患者さんに最良の医療行為が施されることを望んでいるからである。医師や看護師が十分に機能していなければ患者さんに最良の医療を届けられないが、そのためには綿密にデザインされた「医療政策」が必要になってくる。 私の考える「これから求められる医師像」は、以下の三つを兼

    医学部を目指す高校生とそのご両親へのメッセージ – 医療政策学×医療経済学
  • The Dismal Science Remains Dismal, Say Scientists

  • 商学部生への経済学のススメ(改訂版)

    学問への招待という特集のために執筆した文章 (『一橋論叢』第131巻第4号,2004年4月号) の改訂版です. 宣伝:このエッセイの執筆がひとつのきっかけとなって『ひたすら読むエコノミクス』 (通称読むエコ) というを2012年4月に出版しました.このエッセイの内容もアップデートされて含まれています.このエッセイを読んで知的好奇心を持った方にお薦めします. 学問って重要? 「商学部と経済学部の違いは何?」オープン・キャンパスや掲示板でよくある質問 (FAQ) です.「一橋は学部間の壁が低く,他学部の授業も履修できるので,どの学部に所属するかはさほど重要ではない.」と指摘する学生もいます.入試が学部別で行われるために新入生の属する学部はあらかじめに決まっていますが,必ずしも十分な情報に基づいて学部を選んでいるとは限りません.自分自身が当に興味を持つ真の専門を的確に選ぶためにも,またできる

  • 経済学の入門課程における新たなパラダイム - himaginary’s diary

    ニューヨーカー誌でも取り上げられているが、COREという新しい無料のオンライン経済学教科書が話題を呼んでいる。表題のVoxEU記事(原題は「A new paradigm for the introductory course in economics」)で、著者のうちの2人(Samuel Bowles、Wendy Carlin)が概要を紹介している(H/T Economist's View、Mostly Economics)。 以下は同記事で、その教科書と従来の教科書の考え方の違いを説明するために掲げられた2つの表。 テーマ サミュエルソン的なベンチマーク 現在の経済学およびCOREのベンチマーク 人々 将来を予見し、利己主義的 認知には限界があり、社会規範や公平性や互恵主義といった利己主義以外の動機を持つ 相互作用 競争市場での価格受容者間で作用 価格設定者や金利や賃金設定者、および、戦

    経済学の入門課程における新たなパラダイム - himaginary’s diary
  • 「新自由主義」の妖怪 - 新自由主義という「段階」?  稲葉振一郎 | ウェブマガジン「あき地」 2015.9.30

    これから「新自由主義とは何か?」という題目でしばらくお話をしたいと思います。 この題目は亜紀書房さんの方からいただいたもので、私自身としてはこの題目、ことに「新自由主義 neo liberalism」という言葉を使うことに何がしかの戸惑いやためらいがないわけではありません。どういうことかと言うと、この言葉多分に実体がない――具体的にまとまったある理論とかイデオロギーとか、特定の政治的・道徳的立場を指す言葉というよりは、せいぜいある種の「気分」を指すもの、せいぜいのところ批判者が自分の気に入らないものにつける「レッテル」であって「ブロッケンのお化け」以上のものではないのではないか、という疑いがどうしても抜けないからです。 この問題については拙著『「公共性」論』(NTT出版)で簡単に論じましたので、個人的には「もういいか」という気持ちもあったのですが、今回少し気分を変えて、新しい角度からこの問

    「新自由主義」の妖怪 - 新自由主義という「段階」?  稲葉振一郎 | ウェブマガジン「あき地」 2015.9.30
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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  • ノア・スミス「社会科学は客観的な知識をもたらせる?」

    [Noah Smith, “Can social science yield objective knowledge?” Noahpinion, June 1, 2016] サヨクちっくな* 社会科学の友だちとかなり長いことメールで議論してる.お題は,「社会科学は世界について客観的な知識をもたらせるのか?」だ.どうやら,サヨクちっくな* 社会科学と人文学の界隈では,「人間の研究はその性質からして主観的な企てであって物理学や科学や生物学 etc. がもたらすような知識はけっしてもたらさない」って考えが受け入れられてるらしい. これを支持する論証は質的に3つある.大幅にパラフレーズしてまとめよう: 1) 社会科学には政策への含意がある.このため,イデオロギーによるバイアスがいつも混入してしまい,研究者の方法選択にも結論の解釈にも影響が及ぶ. 2) 社会的現象はきわめて複雑で,そのため,自然現

    ノア・スミス「社会科学は客観的な知識をもたらせる?」
  • 経済学者対経済学 - himaginary’s diary

    ダニ・ロドリックが表題のProject Syndicate論説(原題は「Economists vs. Economics」)で、最近のポール・クルーグマン、ポール・ローマー、リチャード・セイラー、ルイジ・ジンガレスといった著名な経済学者による経済学批判を取り上げ、こうした内部からの批判は健全であり、自分自身も自由市場や自由貿易といった経済学の聖なる牛を度々攻撃してきた、と前置きしつつ、以下のように述べている(H/T Mostly Economics)。 But there is a disconcerting undertone to this new round of criticism that needs to be made explicit – and rejected. Economics is not the kind of science in which there co

    経済学者対経済学 - himaginary’s diary
  • アメリカ経済学会大会のピケティセッション:すばらしい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    21世紀の資 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森正史出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/12/09メディア: 単行この商品を含むブログ (107件) を見る ピケティ『21世紀の資』は分厚いし、データも重いし、印象批評以上の批判がなかなか出てこなかった。これは日はもとよりアメリカでも同じ。でも刊行が半年先行した英語圏では、そろそろまともな反論や批判(いい意味で)が出てき始めた。 現時点で、それを最もうまく(そしてまとまった形で)整理したのが、2015年のお正月にボストンで開催されたアメリカ経済学会大会で、グレッグ・マンキューを座長に開催された、ピケティ『21世紀の資』をめぐるセッションだと思う。その予稿集がマンキューのブログに挙がっている。 GREG MANKIW'S BLOG: Me at the ASSA Meeting (2015.1.1) 批判の

    アメリカ経済学会大会のピケティセッション:すばらしい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 物価考 「期待は経済の本質」 岩井克人・国際基督教大学客員教授 未来を探して(2)インタビュー - 日本経済新聞

    経済学は人間の心理の変化が経済活動にどのくらい影響を及ぼすのか解明しきれていない。リフレ政策の可能性と限界について岩井克人国際基督教大学客員教授に聞いた。――約1年前に話を伺った時は、アベノミクスを「経済学として正しい方向に向かっている」と評価した。その考えは今でも変わらないか。「マクロ経済学の講義で教えていた通りに動いている。消費増税の負の効果や円安下の経常赤字という誤算があり、踊り場にな

    物価考 「期待は経済の本質」 岩井克人・国際基督教大学客員教授 未来を探して(2)インタビュー - 日本経済新聞
  • 浅羽通明『右翼と左翼』評by韓リフ先生 - shinichiroinaba's blog

    当の書の対立軸は、書の著者も属すると思われる「理念」なくしては生きて行けない人たちvs現実で十分お腹一杯生きてける人たち との対立だと思う。この対立軸を全面に出していないために、例えば小泉政権のこーぞー改革の内実=現実の分析さえも、「平等」を犠牲にして「格差社会」を容認した、という紋切り型=「理念」の零落形態を採用するにとどまってしまっている。 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20061203#p2 きわめて少数の例外をのぞいてほぼ思想系のの常道であるが、書も全くマクロ経済政策なんか歯牙にもかけず、また「格差社会」についても大竹文雄さんの議論などもどこかに吹っ飛び、その意味では浅羽氏の採用している立場はすでに指摘したけれども「理念」なくしては生きてない人&そんな人たちを主要読者層としているので、それになじみやすい?橘木先生や金子勝氏らのセ

    浅羽通明『右翼と左翼』評by韓リフ先生 - shinichiroinaba's blog
  • Larry Summers at IMF Economic Forum, Nov. 8

    14th Annual IMF Research Conference: Crises Yesterday and Today, Nov. 8, 2013

    Larry Summers at IMF Economic Forum, Nov. 8
  • ログミーBiz

    山口周氏が指摘する、“自分に呪いをかけている人”の多さ 親子関係、働き方……社会の「当たり前」に囚われないためには

    ログミーBiz
  • ‘Quantifying the Lasting Harm to the U.S. Economy from the Financial Crisis’

  • 書斎の窓 | 有斐閣    経済学史の窓から 第9回 世界的格差拡大でマルクスとエンゲルスは復活するか?

    『21世紀の資論』 フランスのパリ・スクール・オブ・エコノミクスの教授トマ・ピケティが書いた『21世紀の資論』(Piketty 2014)が英語圏で大変な話題になっている。刊行と同時にベストセラーになり、ポール・クルーグマン、『フィナンシャル・タイムズ』紙の名コラムニストであるマーティン・ウルフら著名人がこぞって書評を寄せている。内容に賛否はあれども、議論の構図を変えた力作でありこの問題を論じるには不可欠の著作、というのがクルーグマンの評価だ。他方、否定側の反応も強烈である。『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙は書をイデオロギーの産物と断じているし、英『エコノミスト』誌は、分析には学ぶべきところがあるものの、政策提言は社会主義的とする。 フランス語で出版されたときにはほとんど話題にならなかったが、英訳された途端に大ベストセラーになるのは現代におけるグローバル化と英語のソフトパワー

  • 米国の黄金時代という神話 - himaginary’s diary

    昨日に続きスティグリッツねた。ポリティコ論説でスティグリッツが、オバマ政権が実施した銀行救済策に対する怒りを露わにしている(H/T Economist's View)。「The Myth of America’s Golden Age」と題されたその論説で彼は、自らの体験やピケティを引きつつ、トリクルダウン理論は破綻した、と述べている。 Ironically enough, the final proof debunking this very Republican idea of trickle-down economics has come from a Democratic administration. President Barack Obama’s banks-first approach to saving the nation from another Great Dep

    米国の黄金時代という神話 - himaginary’s diary
  • The Inequality Puzzle

    Thomas Piketty’s tour de force analysis doesn’t get everything right, but it�s certainly gotten us pondering the right questions. By Lawrence H. Summers  from Summer 2014, No. 33 – 18 MIN READ Tagged Inequality Capital in the Twenty-First Century by Thomas Piketty; Translated by Arthur Goldhammer • Belknap/Harvard University Press • 2014 • 696 pages • $39.95 Once in a great while, a heavy academic

    The Inequality Puzzle