ソニーが犬型ロボット「aibo」と本物の犬が共生できるか、可能性を探る実験を行いました。実験は哺乳類動物学者の今泉忠明氏が監修。犬がaiboに対し仲間意識や気遣うそぶりを見せたことから、「犬はaiboを生き物として認識した」と分析しています。 犬がaiboとっても仲良しに 『ざんねんないきもの事典』の監修でも知られる今泉忠明氏 実験は犬と飼い主10組の協力の下、2段階に分けて実施。第1段階はファーストコンタクトとして、犬と飼い主がいる部屋にaiboを投入しました。犬はそれぞれ犬種が異なり、年齢も6カ月から12歳までとさまざま。aiboが入室したあと、近づいてにおいをかぐ犬は13匹中9匹で、うち6匹がaiboのお尻のにおいを確認するなど、強い興味を示したといいます。 くんくん……と興味津々 なかには警戒して逃げようとする犬も 第2段階では、ファーストコンタクトに参加した10組のうち3組を選出