地理 南部の市町(三原市・尾道市・福山市・笠岡市)は瀬戸内海に臨み、圏域中部から北部に位置する市町(府中市・世羅町・神石高原町・井原市)は中国山地を後背に擁している。中国山地と四国山地に挟まれた瀬戸内海式気候に属し年間を通じて温暖で降水量が少なく(年間約1200mm)河川の流量が少ないのが特徴である。都市圏南部で降雪はほとんどなく年間降雪日は数日ほどであるが神石高原町など北部の高地を中心に冬季は降雪が見られる。四国山脈と中国山地に挟まれ台風の直撃は少なく被害も極小であるが、平成30年7月豪雨では河川の氾濫や堤防の決壊による浸水、土砂崩れなど土砂災害が相次いだ。地震は少なく、歴史上では地震により大きな被害を受けた記録は見つかっていない。このため、近年までは地震空白域とされていたが、2000年の鳥取県西部地震で震度5弱、2001年の芸予地震でも震度5弱を記録した。ただし、いずれも人的被害はない
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