NHKの「ワーキングプア」という本を読んだ。 まだ全部読みきってないけど、編者の意図に反して、私を驚かせるのは登場人物の困窮ぶりというよりは彼らの大変な活力と飽くなき生への執着である。 苛酷な生活を送りながら、疑うことなく生を肯定している。 私などは、なんでそこまでがんばるの? そんなに辛かったらやめちゃったらいいじゃん、なんて思ってしまう。 シングルマザーの人などはそうもいかないんだろうけど、この人たちはまだキャリアもないうちにDQNと結婚して離婚というパターンのほうに問題がある気がする(暴言)。なんでそこまで人を見る目がないんだと。 私が惰性で生きていられるのは他人に支えられてきたからである。 でもそのありがたみを肝心の本人が理解できていない。 いや、頭で理解しようとしてはいるが実感できていない。 ほんと手間の掛け損だね。 子供に苦労を掛けさせまいとするとこんな大人ができてしまうという