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2019年5月28日のブックマーク (4件)

  • 核廃絶実現へ 意欲新た 高校生平和大使・被団協 ノーベル賞ならず

    今年初めてノーベル平和賞の候補となった高校生平和大使のメンバーたちは5日、広島市東区のホテルで発表を見守った。受賞はなかったが、核兵器廃絶を目指す活動への意欲を新たにした。日被団協も選ばれず、被爆者たちは廃絶の実現に向け気を引き締めた。 年度の高校生平和大使3人や元大使たち計10人が集まり、インターネット中継に見入った。受賞がないと分かると、沼田高2年久保田音美さん(16)=安佐南区=は「ノミネートだけでもうれしかった」と笑顔を見せた。ノートルダム清心高2年下久保理子さん(16)=西区=は「改めて廃絶への力になりたいと決意するきっかけになった」。福山暁の星女子高2年開原弓喜さん(16)=福山市=は「結果にかかわらず、先輩たちが築いた活動を絶やさず頑張りたい」と意気込んだ。 広島県被団協(坪井直理事長)の中区の事務所で発表を待った箕牧(みまき)智之副理事長(76)は今年の受賞者を祝福。「

    核廃絶実現へ 意欲新た 高校生平和大使・被団協 ノーベル賞ならず
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    torly 2019/05/28
  • 軍管区獣医部の被爆詳述 8・6直後の広島 元部員が資料保管

    戦時中に現在の広島市中区基町にあった中国軍管区獣医部の元部員が、1945年8月6日の原爆投下による部隊の被害をまとめた資料を保管していたことが分かった。獣医部は各部隊所属の馬の伝染病予防、傷病馬の収容などを担当。資料には、馬の被爆状況や部員の遺体があった場所の記録などが含まれている。専門家は「原爆被害の実態を巡る新たな事実も含まれた貴重な資料」としている(田中美千子) 元部員は獣医大尉だった松村宏さん(2013年に93歳で死去)。資料は、馬の被爆状況や救護所での治療の内容をまとめた「病馬収療業務実施報告」、部員の遺体があった場所に関する表や見取り図、遺族からの書簡など。神奈川県茅ケ崎市の自宅で保管されていた。 大半は鉛筆や万年筆で手書きされ、最も古い日付は、被爆から2日後の45年8月8日。「管内部隊戦災調査」「遺族ノ通信」など項目ごとにまとめ、「戦災関係雑書類綴(つづり) 獣医部」と墨で書

    軍管区獣医部の被爆詳述 8・6直後の広島 元部員が資料保管
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    torly 2019/05/28
  • 被爆地からアートで発信 「ゼロプロジェクト」6日開幕 広島

    被爆地からアートや若者の対話を通じて国内外に平和を発信するイベント「ヒロシマ・ナガサキ ZERO PROJECT(ゼロプロジェクト)」が6日、広島市で開幕する。2年目のことしも広島国際文化財団が協賛する。 被爆の惨状を世界に伝えたルポ「ヒロシマ」の著者ジョン・ハーシーの孫で、米国ニューヨークのアーティスト、キャノン・ハーシー氏(41)が共同代表を務める米NPO法人「1Future(ワン・フューチャー)」などが企画した。 旧日銀行広島支店(中区袋町)では14日までアート展を開く。キャノン氏がテーマとする被爆樹木を中心に、シルクスクリーンや映像の作品で原爆とは何か問いかける。13、14両日には各地から集う学生らが平和について語り合い、映像でどう表現するか考えるワークショップを予定する。 初日の6日午前10時半からは、浄土宗寺院の妙慶院(中区小町)で広島の有志が同プロジェクト関連のワークショッ

    被爆地からアートで発信 「ゼロプロジェクト」6日開幕 広島
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    torly 2019/05/28
  • ヒロシマ賞にジャーさん NY在住

    広島市は5日、美術を通じて平和に貢献した作家に贈る「ヒロシマ賞」の第11回受賞者にチリ出身の芸術家、アルフレド・ジャーさん(62)=米ニューヨーク在住=を選んだと発表した。ヒロシマや東日大震災に関わる写真、映像の作品を通じて社会的な問題を伝えてきた点を評価した。 ジャーさんはチリ・サンティアゴ生まれ。1995年に市現代美術館(南区)で開かれた被爆50年の記念展には、8月6日に広島で撮影されたとうろう流しの写真を使った作品を出品。原爆詩人栗原貞子の代表作「生ましめんかな」の文字を、東日大震災で被災した学校の黒板に浮かび上がらせた作品でも知られる。 ジャーさんは市を通じて「この暗い時代に『ヒロシマの心』が今まで以上に必要。栗原貞子が崇高な詩で示唆したように私は『生ましめる』努力をしていく」とコメントを寄せた。 市は89年に同賞を創設。美術関係者らによる選考を経て3年に1度授与している。市な

    ヒロシマ賞にジャーさん NY在住
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    torly 2019/05/28