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2019年9月25日のブックマーク (4件)

  • 被爆建物の鉄骨 英の大学へ提供 広島大

    広島大(東広島市)は、昨年2月に解体された広島市南区の被爆建物「E.R.E宇品御幸ビル」(旧中国配電南部変電所)の鉄骨3を英国のケンブリッジ大へ送った。学生たちが被爆の実相を学ぶ資料として提供する。 鉄骨はいずれも長さ50センチで、直径2・2~0・8センチ。広島大研究員の嘉陽礼文さん(40)が解体時に、原爆の熱線を浴びたと考えられる壁面から採取した。ケンブリッジ大へは、被爆者と広島大の学生や留学生が共同で制作した陶器40点と、毛筆で「平和」「愛」と記した色紙15点も添えて3月26日に発送。近く現地で展示されるという。 広島大は2010年以降、19カ国・地域の51大学に県産業奨励館(現原爆ドーム)の一部だったとみられるれんがの破片などを贈っている。嘉陽さんは「核保有国の英国の若者に被爆者の思いや体験を知ってもらい、核廃絶への思いを共有したい」と願っている。(小林可奈) (2019年4月3日

    被爆建物の鉄骨 英の大学へ提供 広島大
    torly
    torly 2019/09/25
  • 日韓交流団体19日結成  被爆者の支援活動 発展狙う

    広島と大邱の団体が連携 市民グループ「韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部」(中谷悦子支部長)が19日、韓国・大邱(テグ)市の被爆者団体「韓国原爆被害者協会大慶支部」(韓坂介(ハン・パンゲ)支部長)と共同で平和交流団体を結成する。日韓関係が冷え込む中、在韓被爆者の支援活動を継承しつつ市民交流に発展させることが狙い。 団体の名称などは6日までに詰める。今後は両市に住む被爆2世や市民にも参加を呼び掛け、被爆体験や被爆者問題に関する知識の共有、相互訪問につなげたい考えだ。 19日に大邱市である記念交流会には、被爆者で団長を務める豊永恵三郎さん(83)=広島市安芸区=ら約10人が参加。大慶支部の被爆者や被爆2世計約30人と集い、活動方針について意見交換する。 一行は21日まで韓国に滞在し、陜川(ハプチョン)郡にある韓国原爆被害者協会の部や釜山支部も訪れる。日被団協(東京)が核兵器廃絶を求

    日韓交流団体19日結成  被爆者の支援活動 発展狙う
  • 日韓被爆者 体験を継承  交流団体結成へ 大邱市訪問

    広島の団体「次世代につなぐ」 長年にわたる在外被爆者支援活動が、日韓国をまたぐ被爆体験継承と平和交流へ、新たな一歩を踏み出す。「韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部」(中谷悦子支部長)が19日、韓国・大邱(テグ)市を訪れ、韓国原爆被害者協会の現地支部と交流団体を結成する。在韓被爆者も日の支援者も高齢化する中、「被爆者はどこにいても被爆者」と寄り添ってきた思いを次世代につなぐ。(桑島美帆) 「40年以上、在韓被爆者の裁判や被爆者健康手帳の取得を手伝い、役割を果たすことができた。今度は、日韓両国の友好親善を担う人たちに後を継いでもらうため、土台をつくらねば」。被爆者の豊永恵三郎さん(83)=広島市安芸区=は力を込める。 大邱市内で開く記念交流会では、李鐘根(イ・ジョングン)さん(89)=安佐南区=が被爆証言をする。在日韓国人として学校や職場で二重の差別に苦しんだ体験も、語るつもりだ

    日韓被爆者 体験を継承  交流団体結成へ 大邱市訪問
  • デモ規制に反対申し入れ書提出 8・6大行動実行委

    8月6日の平和記念式典の際、会場の平和記念公園(広島市中区)周辺でのデモによる拡声器の声に関する広島市の市民アンケートを巡り、当日にデモをしている4団体が3日、市にデモの規制に反対する申し入れ書を提出した。 「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」などのメンバー6人が市役所を訪れた。松井一実市長に宛て市条例による拡声器の規制を選択肢に入れたアンケートを批判。「安倍首相への抗議の声を規制するなど絶対に許されない」としている。申し入れは昨年12月以降3回目。 メンバーはアンケート結果の集約状況も質問。市民活動推進課の山根孝幸課長は「調査結果の集約は終わったが、公表の方法は7日投開票の市長選、市議選後に検討する」とし、公表の時期も明言しなかった。 (2019年4月4日朝刊掲載)

    デモ規制に反対申し入れ書提出 8・6大行動実行委
    torly
    torly 2019/09/25