シャムスカ監督を解任へ 原強化部長が示唆…大分 試合後、表情をこわばらせながらピッチサイドを後にする大分・シャムスカ監督 ◆J1第16節 大分1―2千葉(4日・九州石油ドーム) 大分のシャムスカ監督(43)=ペリクレス・レイモンド・オリベイラ・シャムスカ=が成績不振により解任されることになった。13連敗を喫した4日、原靖強化部長が「根本的に変えないとまずい」と話し、解任を示唆した。後任は内部昇格となる見込み。大分は1勝1分け14敗の勝ち点4で最下位と低迷している。 ブラジル出身のシャムスカ監督は2005年9月から大分の指揮を執り、昨季はナビスコ杯初優勝に導いた。リーグ戦でも昨シーズンはチーム最高位の4位となり、その手腕を評価する声は高かった。今季はさらなる飛躍が期待されたが、主力選手の故障が相次ぎ、05年4月以来の最下位に転落するなど低迷していた。 (2009年7月4日23時16分 スポ