「風雲児たち幕末編」で吉田松陰が順調に“狂い死に”しようとしています。 井伊直弼の権勢確かな内から、倒幕を謳って幕閣老中首座である間部詮勝の暗殺を計画する。主君である毛利敬親を京都へ拉致して強引に天皇の勅を受けさせ徳川幕府と対峙させようとする。…幕末において長州藩というのは相当“狂っていた”集団だと思うのですが、高杉や、久坂といった名だたる行動派が“どん引き”する程の“狂い”方w 諫める弟子たちへ松陰は言い放つ。「危険が去って後、立ち上がるというのか。功名手柄を立てられる時が来るまで動かんというのか。君たちの腹はわかった。僕は忠義をする積り!だが、諸君は功業をなす積り!なのだな!」と。“やらねばならない事”ってのは、できる、できないんじゃないんだと。成功しなければ意味がないというのなら、100%の保証が無い限り立たないという事で、100%の保証なんて永遠にこないから、それはつまり永遠に立た