押井 守監督の初期代表作「うる星やつら・ビューティフルドリーマー」ですが、 公開当時、どの様な事情からか、1シーンがまるまるカットされたそうです。 (2本立て公開の為の尺調整だった、と聞いた事があります。) 具体的には、物語後半、怒った夢邪鬼が諸星あたるに悪夢を巡らせるシーンの最後で、 年老いたあたるがラムの名前を思い出せないことに絶望する夢、というものです。 このシーンが無い為に、「夢邪鬼が取引を申し出る」>「責任とってね。」 >「落ちながら名前を連呼」>「最後に[ラム]の名前」というシーンの意味が 判りにくくなっている様に思います。 そこで、この幻のシーンを復元した「完全版」を制作・DVD化していただきたいたいのです。 公開当時のファンクラブ会報に、そのシーンが一部公開されていましたが、少なくとも コンテレベルではなく、ちゃんとセルになり、撮影も済んでいたようです。