ヤクルトの球団マスコット、つば九郎が29日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000円減の年俸9000円+出来高(ヤクルト製品の飲み放題)でサイン。1994年のデビューから自身初のダウンとなった。 交渉にあたった衣笠球団社長兼オーナー代行は「昨年はチームが最下位だったし、年俸を下げざるを得ない。(昨年7月開店の)グッズショップのつば九郎店にもオープン時とクリスマスの時にしか足を運んでいないと聞いた。それと(東京都内を回るイベントの)つばさんぽの回数も年々減っている」と減額の理由を説明した。 ネクタイを締めて交渉に臨んだつば九郎は中日の球団マスコット、ドアラとのコラボしたDVD(昨年11月発売)の売り上げが6000枚以上を記録したことなどを訴えたが、無念のダウンとなった。「だうんしたせんしゅのきもちがわかった。(減俸分は)ぎゃんぶるであてる!!」。今季の目標はチームのAクラス入