地方創生のトップランナーとして、全国から注目を集める町役場の職員、寺本。徹底した“グルメ戦略”の地域おこしを実践し、過疎の町はいま“食の町”として、全国からの観光客でにぎわう。徹底的に味にこだわった地産地消の高級イタリアン。一流シェフたちが地域の人に調理技術を指導する“食の学校”。さらに、寺本が企画した数々の事業に集まるのは、観光客だけではない。地方で“食”と向き合いたいと、全国から移住者も殺到する。 そんな寺本の町おこしの根底を支える信念が、“地域の誇りを育む”ことだ。「一番おいしいものは地方にあって、おいしいものを作る人間は地方にいる。だからこそ、地方の人間は輝いているという誇りをもって僕は生きている。」と語る。 町に生きることへの誇り、地域資源への誇り、その思いが無ければ地域おこしはなしえないと、寺本は考える。 5年前に、寺本が立ち上げた高級イタリアン。 ここでしか食べられない味が評
![寺本英仁(2016年9月26日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e05e26aee11894f739daa1ee036766560a35ffb1/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.nhk.or.jp%2Fprofessional%2F2016%2F0926%2Fimages%2Fmain2.jpg)