5月24日から27日まで開催する「技研公開2007」では、番組を「作る」「送る」「使う」技術に分けて最新技術を紹介する。「作る」では、映像コンテンツの検索・活用術や翻訳支援システムなどを展示する。 ● 映像からメタデータを生成して活用する 映像コンテンツの検索・活用技術では、映像の内容を説明するメタデータを自動的に取り出すための各種解析技術を紹介。画像、字幕情報、知識(野球のルールなど)を使って、メタデータを抽出することが可能という。 「画像認識による登場人物の検出・識別」では、画面上の人間の顔の位置を検出したり、特定の人物の割り出しが可能。顔の位置を自動検出する技術は、映像素材に対し、顔画像検出と遮蔽判定を行なうことで実現している。 「ニュースの字幕がキャスターの顔に被らないようにするには、従来だと、放送中の画面を見ながら手作業で字幕を消したり、出したりしていた。自動検出が実現すれば、そ