マサチューセッツ州ケンブリッジ発--IBMは、「Second Life」や「World of Warcraft」のような今日の仮想世界が、将来のウェブの様子を示すものであり、ウェブが普及したときと同様にビジネスや社会を改造する可能性を秘めていると考えている。 IBMは米国時間6月15日、マサチューセッツ工科大学(MIT)のMedia Labにおいてイベントを主催した。イベントでは、ビジネスをより効率化し、社会問題に対応させるための仮想世界の利用方法に関して専門家らが見解を示した。 丸1日間の同イベントには、IBM関係者や学者、メディア関係者のほか、エンターテインメント業界、小売業界、ホテル業界の関係者など、仮想世界を利用する企業の関係者が集まった。 一部の参加者からは、仮想世界の誇大広告やセキュリティ上の問題について懸念が示されたが、IBMのデジタルコンバージェンス担当バイスプレジデントで