裏社会に激震が走った! 日本最大の指定暴力団「山口組」(総本部・神戸市灘区)が分裂して3か月以上経過した年の瀬に、あまりに大きな衝撃が同組を襲った。最高幹部の1人でナンバー3のポジションに立つ直系団体「極心連合会」(大阪府東大阪市)の橋本弘文(本名・姜弘文)会長(68)が、離脱する可能性があることが3日、分かったのだ。これを受けて、一部メディアは「神戸山口組へ加入の可能性?」などと大騒ぎだ。もしそうなれば、双方のパワーバランスが大きく変わることにもなりかねないが、果たして…。 篠田建市(通称・司忍)組長の山口組から「神戸山口組」が分裂したのは、8月末だった。 山口組は、ナンバー2の高山清司若頭(68)が昨年6月に収監されており、統括委員長でナンバー3の橋本会長が最高幹部。分裂後、初めて発行された山口組の機関誌「山口組新報」の巻頭に、離脱組を批判する手記を掲載していたのは記憶に新しい。 その