「指回し体操」の提唱者として知られる栗田昌裕さん=東京都文京区、瀬戸口翼撮影 1月19、20日実施の大学入試センター試験まで、あとわずか。受験生たちが本番で最大限の力を発揮できるよう、脳を刺激して集中力を高める体操を「指回し体操」の提唱者として知られる栗田昌裕さん(61)に聞きました。勉強の合間の息抜きに、あるいは試験会場に行ってからの「最後の一手」に、試してみてはいかがですか。 栗田さんは内科医で、群馬パース大理学療法学科教授。「記憶力がいままでの10倍よくなる法」(三笠書房)などの多数の著書があります。自ら運営する速読教室の生徒を見ていて「手先の不器用な人は頭の切り替えが悪く、集中力も続かないという相関関係に気がついた」と栗田さん。「身体がすこやかに整えられれば記憶力、思考力はまだまだ伸びます」とエールを送ります。 では、実際に体を動かしてみましょう。 まず、同じ姿勢を続けるた