大阪府東大阪市にある人材派遣会社の寮で、建設作業員など 34 人が結核に集団感染、発病した 50 代の男性 1 人が死亡していたことが明らかとなった。 会社の健康診断で発症の可能性を見落とされ、集団感染も発生したことから、市は調査に乗り出す方針。 東大阪市によると、男性は 1 月からせきなどの症状があり、2 月 2 日、建設作業員の人材派遣をしている会社の東大阪市にある寮に住む 50 代の男性が意識不明となり、市内の医療機関に搬送された。 男性は、肺結核と診断、大東市にある医療機関に転院したあと、2 月 13 日に死亡が確認された。 保健所が今月 13 日、寮の居住者ら 20~60 代の男性 53 人を対象に健康診断を行うなどした結果、5 人が結核を発病しており、3 人が発病の疑い、25 人が感染していると確認された。 市によると、死亡した男性は、去年 2 月と今年 1 月に会社の健康診断