マイスターエンジニアリングは鉄道や電気など国内の超重要インフラのメンテナンスに携わる企業や人材を取り巻く環境について行った独自の調査結果を発表した。2030年に3割以上の設備でメンテナンスが成り立たなくなる可能性があると指摘した。 マイスターエンジニアリングは2023年4月28日、東京都内とオンラインで会見を開き、鉄道や電気など国内の超重要インフラのメンテナンスに携わる企業や人材を取り巻く環境について行った独自の調査結果を発表した。調査では2030年に3割以上の設備でメンテナンスが成り立たなくなる可能性があると指摘した。 社会生活に欠くべからざる超重要インフラ 日本政府は2022年に策定した「重要インフラのサイバーセキュリティに係る行動計画」において、「他に代替することが著しく困難なサービスを提供する事業が形成する国民生活及び社会経済活動の基盤であり、その機能が停止、低下又は利用不可能な状
![重要インフラに“2030年クライシス”の恐れ、メンテナンス人材不足調査で判明](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c4720b7fe4500471a07ddefcf6dfb31803756fc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmn%2Farticles%2F2305%2F02%2Fl_mn0502_ME_007.jpg)