脳を使いすぎると「酸素疲れ」が起きる 脳のために絶対にやめてもらいたいのが夜更かしや徹夜です。睡眠不足は脳へ大きなストレスを与えます。 脳が活動するとき、ほかの臓器と同様に酸素を消費しています。酸素を運ぶのは血液ですから、脳が一生懸命働くと、活動している脳番地の血圧が上がります。しかし、それによって脳のエネルギーを余計に使ってしまうため、脳の働きが非効率化してしまいます。 私はこれを「酸素疲れ」と呼んでいますが、脳に生き生きと働いてもらうためには、酸素疲れから回復させる必要があります。そのもっともよい方法が睡眠なのです。 じつは寝ている間も脳は記憶の整理や老廃物の排出など働いていて、電源を落とすようにオフにはなりません。それでも、睡眠中は新しい情報が脳に届きませんから、日中、フル回転している脳にとっては休息になるのです。 寝ている間に記憶は「海馬」から大脳皮質へ また、寝ている間に脳は記憶
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