→紀伊國屋書店で購入 野村総研がまとめた電子書籍に関するレポートで、190ページの本文に100枚の図版がはいっている。図版にはグラフだけでなく、図表、年表、写真なども含まれる。 大量の図版が投入されていることからもわかるように、本書は徹頭徹尾数字で電子書籍の現状と未来を考えようとしたデータ集である。 電子書籍に関するレポートとしてはインプレスが『電子書籍ビジネス調査報告書』を毎年出しているが、7万円もする企業向けの出版なので、個人ではとても手が届かない。こちらは1785円だから、即、買いである。 百科全書的というか、いい意味で総花的な本で、日本では語られることのすくないヨーロッパや中国の電子出版事情についてもページをさいている。 ドイツではKindleがあまり売れていないと聞いていたが、電子書籍端末の売上自体は2009年の8万台に対して2010年に50万台と急伸しており、Neophonie
![『2015年の電子書籍―現状と未来を読む』 野村総合研究所 (東洋経済新報社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7ac8fb19a34b983cef8f7fba88bea4e5fb361205/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FK%2FKinokuniya%2F20180502%2F20180502193811.jpg)