来年度の大学入試から導入される大学入学共通テストについて、大学教授らによる「入試改革を考える会」は1月20日、英語民間試験の活用延期と記述式問題の見送りを受け、改めて共通テストの来年度実施の延期とセンター試験を継続する決定を求める緊急声明を出し、賛同する1307筆の署名を文科省に提出した。 緊急声明では、昨年12月の国語と数学の記述式問題見送りについて、「問題形式の大きな変更」だと指摘。来年1月の共通テスト実施までに、記述式問題を除いた新たな試行調査(プレテスト)の実施が必要になるはずなのに、その時間が残されていないというスケジュール上の問題から、共通テストは「適格性が強く疑われる」と指摘した。 その上で、来年1月の共通テスト実施まであと1年に迫っているのに、試験内容の詳細が定まっていないことが、受験生と教育現場を混乱させているとして、共通テストの来年度実施の延期とセンター試験の継続を求め
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