令和元年11月19日、安倍総理は、総理大臣官邸で日本の尊厳と国益を護(まも)る会による提言申入れを受けました。
令和元年11月19日、安倍総理は、総理大臣官邸で日本の尊厳と国益を護(まも)る会による提言申入れを受けました。
一昨日、ヨーロッパから帰国いたしました。東京からニューヨーク、そしてブリュッセルを経由して東京。一説によれば、東回りでの移動は、体内時計との関係で、西回りに比べて時差ぼけがひどいそうであります。それでも、本日はせっかくの機会ですので、時差ぼけによる眠気も吹き飛ばして、やってまいりました。というよりも、吹き飛ばしに、やって来たと言った方が正解かもしれません。ちょうどこの昼下がり、時差ぼけがなくても、うつら、うつら、シエスタになりがちですので、そういう時間帯ですので、あまり話が長いと時差ぼけを皆さんにうつしてしまいそうですが、今年は、共同通信さんに御配慮いただきまして、例年より短めの講演でございますので、どうか最後までお付き合いいただきたいと思います。 2次政権発足後、今回で国連総会は7回目の参加となりましたが、実はブリュッセル訪問はそれを上回る8回目でありまして、総理大臣として間違いなく最も
一 はじめに 第二百回国会に当たり、所信を申し上げます。 日本国憲法の下、第一回の国会、初の国会が開かれた昭和二十二年、戦争で全てを失った我が国は、いまだ、塗炭の苦しみの中にありました。 しかし、この議場に集った先人たちのまなざしは、ただ未来にのみ向けられていた。ひたすらにこの国の未来を信じ、大きな責任感の下に議論を重ね、そして、力強い復興を成し遂げました。高度成長を実現し、平和で豊かな日本を、今を生きる私たちに引き渡してくれました。 七十年以上にわたる先人たちの歩みに、心から敬意を表します。 本年五月、天皇陛下が御即位されました。即位礼正殿の儀をはじめとする各式典がつつがなく、国民がこぞって寿(ことほ)ぐ中で行われるよう、内閣を挙げて準備を進めてまいります。 昭和、平成、そして令和。七十年余りの間に、世の中は、世界は、一変しました。新しい時代を迎え、その変化のスピードはますます加速してい
プーチン大統領、お招きに感謝いたします。本年もここ、ウラジオストクで御一緒できることを大変喜ばしく存じます。ブリリョフさん、今年、また御一緒できて、うれしく思います。そして、壇上においでの指導者の皆様。お一人、お一人、どなたも私自身よく存じ上げ、心から尊敬申し上げている方ばかりであります。ナレンドラ・モディ首相、マハティール首相、そしてバトトルガ大統領。プーチン大統領を含め、私たち5人そろうのがウラジオストクだという、そのこと自体に、私は感興を覚えます。壇上の皆様は、いかがでしょうか。そして見えてくるのは、雄渾(ゆうこん)な一筆書きの連結です。北極海から日本海、南シナ海を経てインド洋へとつながる、滔々(とうとう)たる水の流れです。力強い、波濤(はとう)です。今、声を大にして申し上げます。皆さん、未来はここにある。ここにこそ、私たち皆の無限の可能性があるのです。私は本年も、未来と可能性をお話
【安倍総理冒頭発言】 本日、通常国会が閉会いたしました。 まず冒頭、先週の山形県沖を震源とする地震により被害を受けた皆様に、改めて、お見舞いを申し上げます。一昨日も南関東でやや強い地震があり、不安を感じられた方も多かったのではないでしょうか。 災害に強い国づくりを進めていく。これは政治の責任であります。今国会で成立した補正予算と今年度予算を活用し、5兆円規模の予算で1,000キロメートルに及ぶ学校のブロック塀の安全対策、河川、ため池の改修などを進め、全国で安心して暮らせる強靱(じん)なふるさとをつくり上げてまいります。 この国会で成立した予算は、地方創生を一気に加速する予算。地方を元気にするための政策を数多く盛り込みました。 地方経済の核は農林水産業です。これまでの取組により、生産農業所得は3年で9,000億円以上増加し、この19年間で最も高い水準となっています。こうした中、40歳代以下の
平成30年12月26日、安倍総理は、総理大臣官邸で第1回日本博総合推進会議を開催しました。 会議では、日本博について意見交換が行われました。 総理は、本日の意見交換を踏まえ、次のように述べました。 「皆様、本日は年末の大変お忙しい中、日本博総合推進会議に御出席いただきましたことを厚く御礼申し上げたいと思います。 過日、本当に突然に、この日本博構想の最大の功労者であった津川雅彦さんの訃報に接することとなりました。数多くの皆様の多大な御貢献を頂き、イタリアの日本仏像展からジャポニスム2018へと続く、一連の大きな成果が打ち立てられようとする矢先のことであり、言葉では言い表せない寂しさが、今も私の中にあるわけでございますが。 その津川さんが繰り返しおっしゃっていたことでありますが、これらの取組の集大成として、世界の関心が集まる東京オリンピック・パラリンピック。2020年に、世界中の人々が日本に来
平成30年8月8日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。 総理は、津川雅彦氏の逝去について、次のように述べました。 「突然の訃報に接して本当にショックを受けています。悲しいですね。寂しい思いです。 総理を辞職した後、本当に津川さんには温かく励ましていただき、背中を押し続けていただきました。本当に改めて感謝申し上げたいと思っています。 津川さんは優れた俳優・監督として、その才能を発揮してこられた。正に昭和・平成を代表する映画人であったと思います。特に大河ドラマ徳川家康において、その圧倒的な存在感、風格を示しておられましたね。今でも深く記憶に残っています。 そして同時に日本を代表する文化人でもあり、日本の優れた文化を世界に発信すべきと、ずっと粘り強く主張しておられました。現在パリで開催されているジャポニスム2018、津川さんの存在無くして考えられなかったと思いますし、正に津川さんの情熱
国家国民のため、心を尽くし、身を尽くす。崇高な志を持って、国家公務員の道を歩み出す皆さんを、内閣総理大臣として、心から歓迎したいと思います。 少々緊張した面持ちで、意欲と希望に満ちあふれる皆さんの、真剣なまなざしを見ると、日本の将来は、きっと良くなる。そう思います。 本年は、明治維新から150年となります。技術優位の欧米諸国が迫る国難ともいうべき危機の中で、明治という新しい時代が育てたあまたの人材が、我が国が急速に近代化を遂げる原動力となりました。 今また、日本は、少子高齢化という国難に直面しています。これほどまでの急速な少子高齢化は、これまでにない事態であります。しかし、今一度、あらゆる人が存分に能力を発揮すれば、必ずこの壁も乗り越えることができる。 安倍内閣では、高齢者も若者も、女性も男性も、難病や障害を抱える人も、誰もが輝く一億総活躍社会をつくり、この困難を突破していく決意であります
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く