将棋の伊藤匠七段(21)が6月20日、第9期叡王戦五番勝負の第5局で藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)を破り、シリーズ3勝2敗でタイトル奪取に成功。念願の初タイトルとなる「叡王」を獲得した。日本将棋連盟会長・羽生善治九段(53)は、「最先端の将棋の魅力が余す事無く表現されたシリーズだった」と大熱戦を演じた両者へ労いのコメントを発表した。
お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 皆さんこんにちは。このたびは「引き角女子」として将棋界で大きな話題となっている有馬佳奈さんのインタビューをお届けします。引き角戦法の創始者である飯島栄治八段もご同席くださって、大変楽しいインタビューになりました。 それでは、どうぞ! ======================= ――本日はお忙しい中インタビューを受けていただきありがとうございます。 「いえいえ、こちらこそありがとうございます」 ――改めて、このたびはミス日本「海の日」の受賞、誠におめでとうございます。 「ありがとうございます」 ――まず、ミス日本「海の日」について、簡単に教えていただけますでしょうか。 「島国日本になくてはならない海の恵みに感謝して、海洋業界への理解・関心を高める役割を担うのがミス日本「海の日」です」
将棋AIの2024年は大規模定跡時代の幕開けだ!(大航海時代みたいなノリで言ってます) 従来、将棋AIに搭載している定跡と言うと、数万~数十万局面程度が限度であった。 人の手で数十万局面規模の定跡を編集してる時点で職人芸ではあるのだが、そろそろそれも限界で、定跡の自動生成に舵を切るチームが増えてきた。 しかし定跡の自動生成には非常にお金がかかる。なぜお金がかかるのかと言うと、将棋AIに思考させないといけないからである。 例えば、従来手法には、floodgate(将棋AIの対局場)の棋譜のうち、そこからの勝率の良い局面を抽出して定跡とする方法があった。確かにこの方法なら、勝率を集計するスクリプトを書くだけで定跡が生成できた。 しかしそれでは局面数に限界があるし、定跡の精度もさほど高くはならない。また、振り飛車の定跡が欲しいとしても、振り飛車は勝率が高くないからと、従来手法だと切り捨てられてし
いよいよ完結編です。 また長文になってしまいそうなので、今回は箇条書きで行ければと思います。 将棋の5級認定状(前編) 将棋の認定状(後編) 7級からなかなか勝ち進まない・・・早く5級になって直筆署名の認定状の申請が出来るようになりたいっ。(この時は直筆だと思っていた) ある日、アプリの中に「棋神降臨」の文字を発見。ん?AIが自動で良い手を5手指してくれる有料のチケットらしい。 マイページを見ると買ってないけどいつの間にか15枚付与されていた。よーし、試しに使ってみるかあ。 か、勝てた!すごいぞAI。そして直ぐに15枚使い切る。 しばらくは棋神無しで今まで通りに指してみる→やっぱりなかなか勝てない・・・ どうしても5級になって直筆認定状が欲しい。欲しさが日に日に増している。あくまで仕事の合間の息抜きのはずなのに、気負いが大きくなっている自分がいる。しかし1ヶ月やっても自分の実力不足で6級に
申請していた日本将棋連盟の5級認定状が来ました! 羽生善治会長の署名入りです。 子供の頃からたまに将棋はやっていたんですが(そんなに得意ではなく)、この春からスマホアプリで将棋を指すようになりました。 きっかけはこの2月の王将戦。 藤井王将(当時20歳)に挑む羽生九段(当時52歳)の将棋を見て、すごい世界だとあらためて思いました。年代的に自分と近い羽生九段の年々進化している柔軟で屈強な姿、倍以上も年上の棋士と対峙する藤井王将の寡黙で純粋な闘志。 感想戦でのお二人の将棋に関わっている喜びに溢れた姿、真摯な生き様。ある場所までたどり着かないと分からない者同士の年齢を超えたリスペクト。 20年くらい前に「月下の棋士」というドラマで棋士の役を演じたので、それ以降も何かと将棋関連に事は気になっていたり、棋士という孤高の生き方に尊敬の念を抱いていました。 で、将棋アプリです。無料で一日3局まで
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9月27日(水)に第71期王座戦五番勝負第3局が行われ、挑戦者の藤井聡太七冠(21)が永瀬拓矢王座(31)に勝利しました。 これにより、シリーズの通算成績は藤井七冠の2勝1敗となりました。 永瀬王座は、角道を止めて雁木を採用しました。序盤の駆け引きについてYahoo!ニュースで解説していますので、以下のリンク先をご参照ください。 運命の一戦!永瀬拓矢王座と藤井聡太七冠、新たな戦術で火花散る ー第71期王座戦五番勝負第3局ー 永瀬王座は、7筋に転換した飛車を中心に据え、序盤で位を取った9筋から攻勢をかけました。永瀬王座としては、戦略通りで理想的な展開だったでしょう。 中盤以降も永瀬王座の指し回しは素晴らしく、藤井七冠は次第に追いつめられていきました。 中継映像では、藤井七冠は肩を落とし意気消沈している様子が伝わり、勝負の行方は決まったかのように思われました。 しかし、終盤で衝撃の逆転が起こり
将棋の八大タイトルの1つ、「王座戦」の挑戦者を決める対局が大阪市で行われ、藤井聡太七冠(21)が豊島将之九段(33)に勝って、唯一保持していないタイトル「王座」への挑戦を決めました。藤井七冠は、史上初の「八冠」独占を目指して8月31日から永瀬拓矢王座(30)との五番勝負に臨みます。 4日に大阪市の関西将棋会館で行われた「王座戦」の挑戦者決定戦で、藤井七冠は豊島九段と対局しました。 先手は藤井七冠で、序盤に大駒の「角」を交換する得意戦法の「角換わり」を目指しますが、後手の豊島九段は応じず、駒組みを進めます。 終盤にかけて藤井七冠は、「飛車」や「銀」を使って相手陣地へ攻め込みますが、豊島九段も巧みに受けて反撃し、互いに持ち時間を使い切って、一進一退の攻防が続きます。 そして最終盤、藤井七冠が守りを崩して、相手の「玉」を追い詰めると、午後9時15分、豊島九段が159手までで投了し、藤井七冠が「王
将棋の永世七冠資格保持者・羽生善治九段(51)が4日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第80期順位戦A級8回戦で永瀬拓矢王座(29)に先手で敗れ、A級からの降級が確定した。 【写真】メガネなしのレアショット 順位戦の最上位であるA級には10人が在籍し、年度を通して総当たりのリーグ戦を各9局戦い、優勝者が名人挑戦権を得る。下位2人がB級1組に降級する。 本局に敗れた羽生九段は2勝6敗となり、3月3日の最終戦を待たずに降級が確定した。22歳時に初参加した1993年度から29期連続(名人在位9期含む)で在籍していたA級からの初の陥落となった。 一時代を築いた棋士にとってA級陥落の意味は重く、故・米長邦雄永世棋聖(1997年度まで26期連続在籍)と十八世名人資格保持者の森内俊之九段(51、2016年度まで22期連続在籍)はA級から降級した直後、順位戦には参加しない「フリークラス」への転出を宣言した
将棋のトップ棋士に勝つことを目的に、コンピューター将棋の開発に取り組んできた学会のプロジェクトが「目的を達した」として、終了宣言を出すことが分かりました。羽生善治四冠などのタイトルホルダーとの公式の対戦は実現していませんが、学会は、ここ数年のプロ棋士との対局データを元に分析した結果、「トップ棋士に統計的に勝ち越す可能性が高い」としています。 そして、その年の10月に行われた対局で、当時の清水市代女流王将を破ったほか、その後、プロジェクトのメンバーらも参加して3年前から行われているプロ棋士とコンピューターソフトが対戦する「電王戦」でも、これまでコンピューターが通算10勝5敗と互角以上の成績を残しています。 さらに学会では、ここ数年の対局データをもとに、独自に「レーティング」という実力の指標になる数値を算出したところ、最強のコンピューターソフトの実力は、去年7月の段階で、プロのA級10人の平均
ニコ生で、将棋電王戦リベンジマッチ・菅井竜也五段 vs 習甦を見た。 場所は千駄ヶ谷の東京将棋会館、地下の一室。 対局開始である13時よりもずいぶんと早い、12時15分過ぎには対局室に入り、正座のまま目を閉じて精神を整える菅井。 表情は「こんな張り詰め方では、とてもこの先十数時間も持たないのでは」と思えるような厳しいもの。 封じ手なし(=中断なし)で双方持ち時間8時間という、無謀とも思える対局条件で始まったこの将棋は、13時の開始から17時、22時、3時、7時に計4回、1時間ずつの休憩が設けられている。 昼食休憩や夕食休憩ならいざ知らず、「早朝休憩」や「朝食休憩」などという言葉を目にしたのは初めてだ。 序盤、持ち時間8時間とは思えないハイペースで指し続けた菅井は、しかし習甦の74手目△1二玉を見て大長考に沈む。 攻め合いの中、一見脈絡もないようなタイミングでスッと自分の王様を逃がす、人間に
ある個人的な経験から話を始めたい。半年ほど前、翻訳会社でアメリカ製オンラインゲームを翻訳するアルバイトをしていた私は、数時間後に迫った締切りに冷や汗をかきながら翻訳校正用のソフトを操作していた。 翻訳を仕上げる際かならず使うよう上司に指示されたそのソフトは、私の作った翻訳文に数百個のエラーがあると指摘している。だが、その大半は、数字が正しく訳されていない(Ex.「10」を「十」と訳している)、訳語が統一されていない(Ex.「order」を「注文」と「順番」で訳し分けている)、違う原語に同じ訳語が使われている(Ex.「Objective」と「Objectives」をどちらも「目的」と訳している)といった意味のない指摘なのだ。 文脈に応じて適切な言葉を選び自然な翻訳を作ろうとしてきた私の努力が、文脈を全く考慮しないソフトによって無残に打ち砕かれる。もちろん明らかな翻訳ミスを指摘している箇所もあ
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