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ブックマーク / essa.hatenablog.com (43)

  • あなたと相互依存している大きな「私」 - アンカテ

    H.H. the Dalai Lama: The Ethics of Interdependence この短いインタビューの中で、ダライ・ラマはビックリするようなことを言っている。「今、世の中の倫理が乱れているのは、宗教的伝統から切り離されてしまったからでしょうか?」という質問に対し「それは宗教には関係ない」とキッパリと言っているのだ。 Now, if we extend this logic of dependence further—from the family out to the community and society, to the national and international levels, and even to the economy and environment—then we can see how interconnected we are, how

    あなたと相互依存している大きな「私」 - アンカテ
  • 「まとも」への解毒剤としてのウィルバー - アンカテ

    ケン・ウィルバーとは何者かということをものすごく乱暴に言うと、「賢い宗教とは何か」ということを研究している人である。 現代は、賢い科学とアホな宗教の支配する時代である。今の科学は随分賢いが、昔の科学は、占星術や錬金術のようなアホな科学だった。科学はそこから随分発展したが、宗教はその時のアホなレベルで留まっている。 当だったら、もっと賢い宗教が出て来るべきなのだが、アホな宗教が氾濫しているので、宗教はそもそも全部アホだと思う人が多くて、「賢い宗教」とは何かをみんなイメージできない。 「賢い宗教」とは科学的な宗教かと言うとそうではない。科学にもアホな科学と賢い科学があるし、そもそも科学とは宗教とは別のジャンルである。 ウィルバーは、この乱暴な話に出てくる「アホ」「賢い」とか「別のジャンル」ということを徹底的に研究した。 「アホ」とか「賢い」とかおおざっぱな言葉で言うと話がまとまらないので、「

    「まとも」への解毒剤としてのウィルバー - アンカテ
    twainy
    twainy 2010/08/21
    発達段階(stage): 「前慣習的段階」→「慣習的段階」→「後慣習的段階」
  • こんな時に株買うバカって何なんでしょうね - アンカテ

    連日のように株安のニュースが流れてますが、何円安、何ドル安と報道されているということは、一応、値がついてるんですよね。値がつくということは取引が成立してるということで、つまりこういう状況の中でも買う人がいるということです。 みんなが「暴落だ」「恐慌だ」「樹海だ」と言ってる中で、これから株が上がると思って株を買う人がいる、これって不思議だと思いませんか。 株を買うというのはいろんな意味があって、政策的な介入を期待して買う人とか何かもっと難しいことを考えて買う人とかいて、これから株価が上がると思っている人ばかりではないかもしれません。まあ、こういう状況だと特別なのかもしれませんが、基的には株の取引というものは、「これから下がる」と思う人が売って、「これから上がる」と思う人が買うことで成立するわけです。 つまり、意見の不一致を前提としたシステムなんですね。世の中の人がみんな同じことを考えていた

    こんな時に株買うバカって何なんでしょうね - アンカテ
    twainy
    twainy 2008/10/09
    何で頭にくるのかよくわからない。所詮他人事だと思うんだけど
  • 「諸君!」10月号の座談会に出ました - アンカテ

    「諸君!」10月号の「ブログ論客かく語りき これが格差の現実だ」という座談会に、佐々木俊尚さん、天漢日乗さんと一緒に出させていただきました。 非常に面白いお話がたくさんあって、なかなか濃い座談会でした。 私が特に印象に残ったのは、天漢日乗さんの「ネットは時に扇動に乗せられたり暴走したりすることもあるが、一度した失敗はネットの中のどこかに記憶されていて二度と同じ失敗はしない」というような趣旨の話です。 これは誌面では省略されてしまっているようです。全体的には、スペースが限られている中であちこちへの飛んだ話の内容がよく要約されているとは思うのですが、そのような突っこんだ議論は省略されていてちょっとその雰囲気が伝わらない感じで、それが残念でした。 まあ、読者層を考えると私にとって興味深い、そういう「濃い」部分が省かれてしまうのも仕方ないとは思いますが。 私が話したことは、だいたい過去にエントリと

    「諸君!」10月号の座談会に出ました - アンカテ
    twainy
    twainy 2008/09/12
  • 借金することで生活をたて直し自信を持ったお母さんたちの国 - アンカテ

    題材も面白いけど、番組としてよくできている。おすすめです。 バングラディッシュの首都ダッカで、グラミン銀行と同じマイクロクレジット(貧困者対象の無担保少額融資)を主たる事業としているブラック銀行(Brac Bank)の話。 貧困解消の為の福祉事業であると同時にビジネスである。「いいことをしているのにブラックかよw」とコメントがつくが、これよって貧しい人たちがどう助けられているのか、そこが、実際にお金を借りる人の側に密着することで、すごくよくわかるようになっている。 融資を受けた一人、80万円を借りた若い工場経営者が、一ヶ月後の最初の返済の日に窮地に陥る。ここが生々しくて、ついつい感情移入してしまう。ネタバレになるので詳細は省くが、場面が変わってその三ヶ月後の彼の姿を見た時に、一斉にコメントが入り、いわゆる「弾幕」に近い状態になる。 この「弾幕」が、今までニコニコ動画を見た中で一番ウザくない

    借金することで生活をたて直し自信を持ったお母さんたちの国 - アンカテ
  • 「見えない次元の競争」の重要性 - アンカテ

    海部美知さんが、ドコモは「幕末の日国」なのかもというエントリで、私のドコモはアップルの出入り業者になる覚悟があるのかに触れて、「現在ドコモの内部では鎖国派と開国派が抗争中なのではないか」という推測を書いている。 言われてみれば全くその通りで、頭の中のモヤモヤとしたものが一瞬だけ晴れる気がしたが、しばらくして「でもそんなことやってられる状況なのか」とまた複雑な気分になった。 NTTという組織は、私が「パラダイス鎖国」で書いた日の特徴に似てるところがある。その昔ならば「積滞解消」*1とか、最近であれば「携帯電話の普及」「iモード普及」「光回線ウン千万」みたいな、「広くあまねく」みんなにサービスを行き渡らせることは得意で、そういった「みんなが賛成しやすい」目標がはっきりしているとガンガンやるし、中の人もそれに意義を感じて一体になって頑張る。でも、その目標が達成されてしまうと五月病に陥り、「広

    「見えない次元の競争」の重要性 - アンカテ
  • 身の程の不確定性と社会の説得力 - アンカテ

    考えてみれば、「お前が出世できないのはお前の生まれた身分が低いせいだ」と言われるのと、「お前が出世できないのはお前に実力が無いせいだ」と言われるのでは、後者の方が救いが無い。「身分の違いだから仕方が無い」と言う言い訳は、自我を守るための防衛機制としても良くできていたのだろう。 身分制度は民衆の不満を多く生じさせるシステムだが、その不満を低減する仕組もそれなりに用意されていた、と言える。 「社会の説得力」という観点では、身分制度にも一定の合理性があるという話。 もう少し細かく言うと、上に立って社会を率いる立場の人たちの中に分業があるということではないだろうか。 つまり、高い身分の人というのは、その下に参謀とか番頭といった、実際の判断を行うブレーンをかかえている。今の官庁で言えば、課長補佐くらいの人が、実質的に物事を決定したり判断したりしている。でも下から見れば、そういう実質的なリーダーの姿は

    身の程の不確定性と社会の説得力 - アンカテ
    twainy
    twainy 2008/01/15
    『「自分探し」というのは、実は自分の「身の程」を求めていて、それがわかるまでは社会に出たくないということだし、嫌儲というのは、自分と相手の「身の程」の違いを確認したいという欲求の暴走なのではないか。』
  • 「オオヤケ」的階層化のYahooと「Public」でフラットなGoogle - アンカテ

    成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 『家族の痕跡』読書会チャット報告が面白い。 たくさんの興味深い論点があるが、一番興味を引かれたのが、主として井出草平さんが提起されている「『オオヤケ』と『Public』」という観点。 日人はもともと社会と直接接続する回路を持っていない。自分はまず「家」の一員であり、家を代表する家長が会社という「オオヤケ」に接続している。でもその家長も会社の中では、単なる「ワタクシ」の一員としてふるまう。会社が公的な存在であるのは、社長が会社を代表して、例えば業界という「オオヤケ」に接続しているからだ。 この図を見た方がわかりやすいかもしれない。 日人にとって社会参加とは、この階層構造のどこかにポジションを得るということである。 一方「Public」とは、全ての成員が同一の立場で直接接続するものである。西欧近代の社会はこの意味での「Pub

    twainy
    twainy 2007/12/20
    一方「Public」とは、全ての成員が同一の立場で直接接続するものである。西欧近代の社会はこの意味での「Public」なものを中心にできている。
  • ポータル的な外食産業は消えてブログ的な「街の喫茶店」が復活する - アンカテ

    安い賃金で雇ったアルバイトはブログやmixiで何を言い出すかわかりませんし、それがいつ広まって「炎上」するかわかりません。 お客さまからの問い合わせの電話は、録音されてるどころか全世界に向けて生放送されてる可能性があります。 そしてチェーン展開で大きくなった企業は、たった1店舗でこのような問題が起きただけでも全店舗に影響が波及します。(中略) もうこれはアルバイト頼りの外産業全体の危機と言ってもいいのではないでしょうか? 企業の置かれた環境が激変していて、生存の為の条件が変わっていることには同感ですが、この問題は、二つに分けて考える必要があると思います。 「安い労働力」で「そこそこの商品」を提供するプロセスの価値 「そこそこの商品」を素晴しいもののように演出するメディア操作能力の価値 外チェーン店という企業形態が、全く価値の無いものを素晴しい商品に見せて、消費者を騙すことだけで利益を得

    ポータル的な外食産業は消えてブログ的な「街の喫茶店」が復活する - アンカテ
    twainy
    twainy 2007/12/19
    『ブログのように、個人事業主がそういう「プロセス」が提供する「サービス」を自由にマッシュアップするという新しい形で、「街の喫茶店」が復活するのではないでしょうか。』
  • ヒトに向かう勤勉さと銃を今すぐ規制せよ - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    「厳しいだけの無能なコーチ」なら、たぶん子供の肘は壊れない。子供は野球嫌いになったかもしれないけれど、少なくともその子の肘には、回復不能なダメージが残ったりはしなかった。 小学生の子供をして、外から見ても関節の変形が明らかになるまで、 肘が全く伸びなくなるまで自分の体を痛めるのは難しい。裏返せばそれは、 そのコーチにはよっぽど人望があって、その子はコーチに嫌われたくなかったんだろう。 コーチは恐らくは、人間として「善」であって、しかも極めて勤勉ではあったけれど、 コーチとしての能力が欠落していたから、その存在は邪悪になった。 能力を伴わない勤勉さを賞賛してはいけない。 勤勉さとか誠実さとかがヒトに向かって乱射されると、こういう悲惨な事件が起きる。 medtoolzさんは、勤勉さそれ自体はは中立であり良くも悪くもない、問題は能力を評価するシステムである、状況定義を適切に行なえる人を評価するシ

    ヒトに向かう勤勉さと銃を今すぐ規制せよ - アンカテ(Uncategorizable Blog)
    twainy
    twainy 2007/12/19
    『勤勉さを捨てればそれだけで頭が良くなくても問題がクリアに見えてくる。勤勉さに逃げこむ人は無能なのではなくて臆病なのだ。問題を理解していて、ある程度は先を見通しているから、勤勉さに逃げこむのだろう。』
  • 脳の戸惑いが快感なミクラシック+α名曲名演集 - アンカテ

    しばらくの間、珍しく真面目に仕事をしていて、ブログも巡回もサボっていたら、その間にいろんなことが起きて浦島太郎の気分です。 そこで、リハビリを兼ねて、自分が気に入った初音ミクの曲を集めてみました。と言っても、これを読んでいるみなさんはもうご存知のものが多いかもしれませんが。 ニコニコ動画(RC2)‐ピチカート・ファイヴ「東京は夜の七時」(アレンジ)を初音ミク。 まずは、このピチカート・ファイブの名曲から。無機質な人工音声のボーカルが曲の雰囲気によくマッチしてます。 ニコニコ動画(RC2)‐初音ミクにELPの「Jerusalem」を(ry 次はうって変わってプログレの名曲から。カタカナ英語の伸びやかな歌声が独特の世界を形作っている。 ニコニコ動画(RC2)‐初音ミクに「異邦人」を歌わせてみた。 ややオヤジホイホイ気味の懐しい名曲。ニュアンスを細かくつけると、ここまで歌えるのかという感じ。 ニ

    脳の戸惑いが快感なミクラシック+α名曲名演集 - アンカテ
  • 「アジャイルレトロスペクティブズ」書評 -- 社員食堂配膳モデルからヴァイキング食べ放題モデルへ - アンカテ

    仕事というものを、社員堂の日替わり定のように、ひとつの同じメニューが全員に配膳されるようなイメージでとらえている人が多い。これを、ヴァイキングのように、テーブルに次々と並べられていく作業を、それぞれがべたい所から好きなようにべていくモデルに変えていくことが必要だと思う。 多様化する社会にこれから入っていく人が、自分の仕事を選択する場合にもこのイメージが有効だと思うが、ソフトウエア開発という職種では、その内部においても、仕事がヴァイキングのモデルのように進むようになりつつある。一つのシステムを開発する為に必要なスキルは、非常に多様なものになっていて、メンバーの持つスキルが分散してそれぞれが得意分野に対応していくことが必要になっている。 定を残さずべるには、好き嫌いが無いことが仕事に就く条件になるが、ヴァイキングでは、何かしらの得意分野を持っている個性的な人が集まらないと戦力になら

    「アジャイルレトロスペクティブズ」書評 -- 社員食堂配膳モデルからヴァイキング食べ放題モデルへ - アンカテ
    twainy
    twainy 2007/10/04
    >特定の声の大きい人や、一目置かれている人だけの焦点が当たることが無いような工夫が、あちこちに見られる
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 読売グループの総力あげて麻生を潰すとナベツネは言った

    自民党衆議院議員の戸井田とおる氏のブログのコメント欄に、衝撃的な投稿がありました。書いた方は、水間政憲氏と名乗っています。第1回水間政憲氏 対談ページ 戸井田とおる 姫路衆議院議員という対談をされているので、戸井田氏とは親しい方のようです。 内容は、次のようなものです。 自民党総裁選挙の演説会等の反応は、マスコミの報道と違い麻生支持が強い(水間氏の印象) 現場の報道関係者からも総裁選関連のニュース編集には偏りがあるという証言を得た 自民党の派閥が福田氏支持に動いたのは、日テレの10日夜都内のホテルで開催された「太郎会」の報道がきっかけ 「太郎会」の報道では、10日の時点で参加者全員が安倍辞任を知っていて陰謀を巡らせていたような印象操作がされている しかし実際には鳩山邦夫氏等参加者はそのことを知らず、10夜の時点で安倍辞任を知っていて意図的な編集をしたのは日テレである 興味深いのは、この投稿

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  • 赤木智弘にひっぱたかれたくない! - アンカテ

    「丸山眞男」をひっぱたきたい -- 31歳フリーター。希望は、戦争。 この論文が、論座という雑誌の1月号に掲載され大きな反響を呼んだ。私は、その論文自体は読んでなかったけど、あちこちのブログで取りあげられていたので、およその内容はだいたいわかっていて、その後の論議もある程度はフォローしていた。 先日公開された元の論文を読んでみて、赤木氏の主張やそれに対する反論の内容はだいたい予想通りだった。が、ひとつだけ現物を読んで初めてわかり、「あっ」と衝撃を受けたことがある。 それは、タイトルの「『丸山眞男』をひっぱたきたい」が何を意味しているのかということ。 私は、この「丸山眞男」は何かの思想の象徴なのだと思っていた。赤木氏が批判している今の思想的状況の大元を作ったのが「丸山眞男」であり、現代の知識人を右も左もまとめて大枠で丸山の後継者であるとして、その思想を批判する為にこの人を象徴として「ひっぱた

    赤木智弘にひっぱたかれたくない! - アンカテ
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    twainy 2007/08/17
  • ディオゲネスは世界最初のニートか - アンカテ

    電網辻々噺さんに、2ちゃんねるで拾った面白い小話がありました。(元ネタはたぶん http://human7.2ch.net/test/read.cgi/dame/1182155387/30 ) 新宿のビッグカメラ。3Fメディア売り場。20前後のニートがカゴにHDを大量に入れていた。 それを見た中国人は、「すばらしい量だね。どれくらいの時間、ダウソしているの」と尋ねた。 するとニートは「1日中だよ」と答えた。 中国人が「そのデータでビジネスをすればいいのに。おしいなあ」と言うと、ニートは、自分は楽しいしそんなことしなくても十分だと言った。 「それじゃあ、1日中何してんの」と中国人が聞くと、ニートは、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから起きてダウソチェック。ダウソしたエロゲーで遊んで一発抜いて、親が作った朝って。回復してきたら新作動画で一発やって、またダウソチェックして、回復したらオナ

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    twainy
    twainy 2007/07/18
  • 汎用のブログ間対話プロトコルとしての「関心相関性」 - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    構造構成主義とは何か―次世代人間科学の原理 この考え方をブログの対話に適用するとどうなるかという話。 専制君主としての「客観性」 「君の(あいつの)意見は客観的ではない」という悪口は、私が若い頃にはよく聞いたが、最近はほとんど聞かない。 日常会話の中でそういうことを言う人が客観的であったことの方が稀であるような気もするが、ともかく「客観的」であることが何らかの権威に通じていた時代の端っこに私は生まれている。だから、その失墜には多少の生活史的な実感がある。 日常会話の中と同様、学問の世界でも「客観的」という価値基準の権威は激しく失墜している。 こので主張されている「構造構成主義」とその中のキーワードの一つである「関心相関性」という概念。どちらも、質的に多義性を含んでいて、いろいろな説明の仕方があるが、私としては「客観性という価値からの戦略的撤退」と位置づけたい。 「構造構成主義」は、現代

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  • 「みんな力 - ウェブを味方にする技術」書評 - アンカテ

    みんな力―ウェブを味方にする技術 このは、簡単に言えば「炎上しないように企業がネットでモノを売るにはどうしたらいいか」というである。 ただそれだけのなのだが、ただそれだけのことをきちんと書くのはけっこう深い思索が必要である。単に、表面的な情報や浅薄なノウハウをかき集めているなんか見てたら、それこそまっさきに炎上する。筋が通ったを読むべきである。 メディア論の学者、マーシャル・マクルーハンの有名な言葉に「テクノロジーやメディアは人間の身体の拡張である」というものがある。彼は、自転車は人間の足が拡張したもの、ラジオは耳が拡張したものである、と述べている。しかし、私は正確には、マスメディアは人間の拡張ではない、と思う。 マスメディアは「制度」を作り出し、情報における「上と下」を生む装置だ。情報を入手し、それをどう「ばらまく」か、を主機能とするシステムだ。それは「上」からの大量な情報の流

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    twainy 2007/06/26
  • 洗脳ノウハウのオープンソース化 - アンカテ

    macska dot org » Blog Archive » 社会運動におけるネット利用と「運動マニュアル」 このエントリの特に後半には、すごく重要なことが書いてあると思う。 まず、アル・ゴアの近著から次のエピソードが紹介されている。 かれが昔はじめて大きな選挙に立候補したとき、最初はリードしていたのだけれど対立候補に追い上げられてピンチに陥った。その時コンサルタントはかれにこう進言した。「こういう内容で対立候補を批判する広告を打ちましょう。そしたら相手はこう反論するはずなので、こう再反論します。そうすれば最終的に7ポイント差で勝利できます。」 かれがそれを了承したところ、実際にコンサルタントが言った通りに事態は進行し、結局ゴアは7ポイント差で当選した。 ここで、「スゲー、こいつの言う通りにしてれば、俺、大統領になれるじゃん」と思わなかった所がこの人らしい。 かれはコンサルタントの予測の

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    twainy 2007/06/26
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - シリコンバレーの労賃はインドなみになる

    雇用とは、ある一定期間の間、労働者に指揮監督して働かせることです。労働者は労働時間を使用者に売るだけであって労働の結果については責任はとりません。 アンカテ(Uncategorizable Blog) - 巨大なラーメンとアンカテ(Uncategorizable Blog) - 「巨大なラーメン」への構造主義的言い訳という二つのエントリに、id:dekainoさんからコメントをいただいて、後者でちょっと長い議論につきあっていただきました。(ありがとうございます。 > id:dekainoさん) その中で、私がイメージだけで漠然と「身分モデル」と呼んでいた考え方の輪郭がはっきりしてきたように感じます。冒頭の引用はid:dekainoさんのコメントからの引用ですが、それを端的にまとめた表現になると思います。それ以外の所も、けっこう面白い議論だと思うので、興味のある方はぜひ全文を読んでみてくださ

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - シリコンバレーの労賃はインドなみになる
  • Clipmarks と Uncategorizable Clips と通過点指向の Web2.0

    Clipmarksというサービスがなかなかイケてます。 何をするかは、次のデモで一目瞭然。 専用のツールをインストールすると、アドレスバーの横にボタンが表示されます。クリップしたいページでこれを押すと、「クリップモード」に入り、カーソルの動きに合わせて、ページの一部がオレンジ色の四角で囲われます。そこでクリックすると、その部分がクリップされるわけです。これを繰り返して、保存のボタンをクリックすると別のウィンドウが表示されて、そこで入力したコメントやタグと一緒にクリップした内容がClipmarksのサイトに保存されます。 直感的にページの一部を切り取ることができる テキストだけでなく、タグや画像も一緒にクリップするので再現性が高い クリップしてそのままメールしたりブログに投稿したりすることができる という所が特色でしょうか。 特に、そのままブログに投稿できる機能が素晴しい。クリップしてコメン

    Clipmarks と Uncategorizable Clips と通過点指向の Web2.0