水戸市の桜川で8月、茨城県立高校1年の道口(どうぐち)誠也さん(当時16歳)=同県茨城町長岡=が水死した事件で、県警少年課と水戸署は13日午前、道口さんへの恐喝未遂容疑で逮捕していた、ともに水戸市に住む県立高校1年(15)と市立中学3年(15)の少年2人を傷害致死容疑で再逮捕した。 逮捕容疑は8月27日午後0時45分ごろ、同市桜川1の駅南大橋下の桜川河川敷で、逃げようとした道口さんに腹を立て、「川に入れ」と脅しながら、背中を蹴るなどして突き落とし、水死させたとしている。2人とも容疑を認めているという。 県警によると、少年らは同日昼過ぎ、同市宮町のゲームセンター前で、道口さんに「にらんだ」と言いがかりをつけ、河川敷に連れていき金を脅し取ろうとした。現金を持っていなかったので、「ナンパしろ」と脅して駅前まで連れ回し、道口さんが逃げようとしたため、再び河川敷に戻り川に突き落としたという。 県警は