などでしょうか。要するに、経験的に得られる(直接・間接的に観測可能な)データによって理論を構築・検証し、それを現象の予測や制御に役立てて、より良い理論を築き上げていくという営み。 これを踏まえるならば、ある主張なりが科学的に正しい/正しく無い とはつまり、 実験や観察によって、成り立つ事が確認された→正しい 実験や観察によって、成り立たない事が確認された→正しく無い(間違っている) となるでしょう。この意味で、「科学的に間違っている」というのは、「言える」訳ですね。ただしそれは、「科学的に」言える。そして、「科学的」とはどういう事か、と言うと、観測されたデータによって理論の確からしさを確認する営み、である。 科学的に正しい、とは、常に蓋然的なものであり、近似的なものである訳ですね。人間の観測によって得られたデータによって自然の(取り敢えず自然科学に限定。生命科学や社会科学に広げても同様)在