ワクチンの接種を2回済ませた埼玉県内の60代の医師が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。埼玉県によりますと、ワクチンを接種した人の感染が明らかになったのは県内で初めてです。 感染が確認されたのは、埼玉県伊奈町の県立がんセンターに勤務する60代の男性医師です。 がんセンターによりますと、男性医師は今月10日に鼻水の症状がみられ翌日には声もかれたためPCR検査を受けたところ、12日に感染が確認されたということです。 男性医師の家族2人が今月5日以降、相次いで体調を崩していて、検査の結果2人とも陽性と判明しました。 院内に濃厚接触者はおらず、接触の機会があった患者やその家族、それに職員合わせて20人にPCR検査を行ったところ全員陰性でしたが、がんセンターは、当面、男性医師がいた病棟での新たな入院の受け入れを休止するということです。 男性医師は先月上旬までに2回のワクチン接種を済ま
厚生労働省が作成した精度管理マニュアルには、誤判定の要因や対策などもまとめられている=2021年5月12日午前11時27分、菅沼舞撮影 新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査について、厚生労働省が検査の信頼性を確保するための「精度管理」に関する統一的なマニュアルを作成した。PCR検査は民間の検査機関も含めてさまざまな施設で行われ、自費による検査も広がっているが、施設によって検体の採取や検査手法、機器などが異なり、精度にばらつきが出る恐れが指摘されてきた。 【図解でおさらい】ワクチンの有効率って? マニュアルは、検査を始める前に機器などの測定性能を確認することや、作業の手順を示した「標準作業書」の作成と順守、従事者の研修などを求めている。「偽陽性」「偽陰性」の誤判定が生じる要因と対策、防止のための留意点もまとめた。 ◇累計1300万人超が実施 コロナ感染拡大に伴ってPCR検査数は増加
コロナ抑え込みに失敗し、ワクチンが遅々として行き渡らない日本。国民も世界の人々も、このまま五輪なんて到底ムリだと言っている。それなのになぜ、権力者たちは暴走を止めようとしないのか。発売中の『週刊現代』が特集する。 日本の評価は地に落ちた 「ドイツをはじめとした欧米各国では、国民の半数近くがコロナワクチンの接種を1度は受けています。接種が完了した人には外出制限を緩めたり、マスクを外しても構わないという動きも出ている。 しかし翻って日本は、ワクチンに関して信じがたいほど遅れをとっています。きわめて困難な状況に陥っているにもかかわらず、東京五輪を強行しようとしているのは、日本人の高いプライドのなせる業なのでしょうか」 こう語るのは、ドイツ・ボン大学国際哲学センター所長のマルクス・ガブリエル氏だ。 世界的ベストセラー『なぜ世界は存在しないのか』などで著名なガブリエル氏が住むドイツでは、昨年12月2
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