自治体が主催する夏休みの子ども向けのツアーなどが旅行業法に違反するおそれがあるとして全国で中止されるケースが相次いだことを受けて、観光庁はこうしたツアーを規制の対象とせず実施できると判断し、28日、都道府県に通知しました。 これを受けて観光庁が検討した結果、自治体が企画、運営を行い営利目的ではないツアーなどは旅行業法の規制の対象とせず実施できるとする判断を示し、28日、都道府県に通知しました。 具体的には、都道府県や市町村が自治体の全域から参加者を募集する子ども向けのサマーキャンプなども実施できるようになります。 通知では安全管理を担う責任者を置くことや事故に備え保険に加入することなども求めています。 また、同様に違反のおそれが指摘されていたNPO法人などが行う被災地へのボランティアツアーについても、参加者名簿を提出するなど一定の条件を満たせば特例として実施を認めることになりました。 石井