【AFP=時事】2016年の米大統領選中、当時候補だったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に批判的な内容のメッセージを不倫相手の女性と交わしていたことが発覚し、大統領選のロシア介入疑惑に関する捜査から外されていた連邦捜査局(FBI)のピーター・ストロック(Peter Strzok)特別捜査官が、解雇された。ストロック氏の弁護士が13日、明らかにした。 【写真】ストロック氏が問題のメッセージを交わした不倫相手のリサ・ペイジ氏 弁護士のアイタン・ゴールマン(Aitan Goelman)氏によると、ストロック氏の懲戒処分についてはFBIの担当部門が降格と60日間の停職を決定していたにもかかわらず、デービッド・ボウディッチ(David Bowdich)FBI副長官が10日に解雇を言い渡した。同弁護士は、21年に及ぶFBI勤務歴を持つストロック氏が解雇されたのは「政治的圧力」の結果だと