スペイン・バルセロナで演説する同市のアダ・クラウ市長(2017年10月9日撮影)。(c)AFP/JORGE GUERRERO 【10月10日 AFP】(更新)スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の州都バルセロナ(Barcelona)のアダ・クラウ(Ada Colau)市長は9日、カルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)州首相に対し、一方的な独立宣言は「社会の結束」を揺るがすとして、中止を呼び掛けた。 違法とされながらも今月1日に強行された同州独立の是非を問う住民投票では、圧倒的多数が賛成票を投じた。この結果についてクラウ市長は「独立宣言の承認にはなり得ないが、対話と国際調停への道を開く可能性を生むものだ」と指摘した。 プチデモン州首相は10日夜、バルセロナの州議会で演説する予定で、独立支持派はこれが一方的な独立宣言になるものと期待している。だが、独立計画