牛肉セーフガード発動に米政府が強い懸念表明 | NHKニュース日本政府がアメリカ産の冷凍牛肉に対して「セーフガード」と呼ばれる緊急の輸入制限措置を発動したことを受けて、アメリカ政府は、「牛肉の販売を妨げ、日本に対する貿易赤字が拡大する可能性がある」として、強い懸念を表明しました。 これに対してアメリカのパーデュー農務長官は２８日声明を発表し、「関税の引き上げは、アメリカ産の牛肉の販売を妨げ、日本に対する貿易赤字が拡大する可能性がある」としてトランプ政権が問題視する貿易の不均衡がさらに深刻になると強い懸念を表明しました。 そのうえで、パーデュー長官は「アメリカ産牛肉の価格が上がれば、日本の消費者にも悪影響を与える。日本政府にあらゆる努力を行うよう要求した」として日本政府に対応を求めたことを明らかにしました。 アメリカにとって日本は、牛肉や関連する製品の最大の輸出先であることから今回の日本の措置に生産者団体も反発を強めていて、ことし秋にも予定される日米の
