韓国のソウル中央地裁に初出廷した李明博元大統領(2018年5月23日撮影)。(c)AFP PHOTO / POOL / Chung Sung-Jun 【5月23日 AFP】韓国の李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)元大統領(76)が23日、3月の逮捕後初めて出廷し、自らが収賄罪に問われていることについて「侮辱だ」と述べた。 李元大統領は企業の最高経営責任者(CEO)から政界入りし、2008年から2013年まで大統領を務めた。収賄、職権乱用、横領、脱税などの罪で起訴されている。 テレビ映像には首都ソウルの裁判所で、暗い紺色のスーツと番号「716」と書かれたバッジを着けて入廷する李被告が映し出された。高齢であることが配慮され、手錠ははめられていなかった。冒頭陳述で李被告は「非常に悲嘆に暮れてここに立っている」と述べた。 検察側の文書が挙げている起訴理由の一つは、大統領選に当選し