JR四国は、車掌に代わって列車内で案内や改札などを行う客室乗務員を本年度限りで廃止する。景気回復に伴う人手不足で人材確保が困難なため。車掌に代わる客室乗務員はJRグループでは珍しかったが、約8年で幕を閉じることになる。 客室乗務員は期間1年以内の契約社員で、13人全員が女性。高松―宇多津駅間を通る特急「うずしお」「いしづち」「しまんと」や高松―児島駅間の快速「マリンライナー」に主に乗務している。 車内での改札、切符販売、放送をはじめ、ドアの開閉、緊急時の避難誘導などを担う。車掌と異なり、列車の連結や誘導など運転にかかわる業務を行わない。 制度が導入されたのは、車掌の大半を占める社員を契約社員に置き換えることで経費を抑えるのが狙いだった。しかし、最近は求人広告を出すなどしても人が集まらず、客室乗務員は日中の勤務のため、車掌の勤務時間が早朝・深夜に偏るなどの弊害もあった。 現在の客室乗務員には
![JR四国、客室乗務員を本年度限りで廃止|徳島ニュース|徳島新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d174518df0fa97e8e2281e5505951a521a93b51/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftokushima.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F4%2F1200wm%2Fimg_94b87d829a3d929a5af75cfcfa221da5176540.jpg)