去年やらせていただいた、「年末年始に読むライトノベル2009」を今年もやってみます。以下のようなルールで挙げてみました。 ・ライトノベルレーベルから出ている。 ・1巻〜5巻程度で完結している。 ・2010年に一冊でも出版されている。 ・今年はさらっと読めるというものよりは、読んだ!感を重視。読んだ後、物語の残滓を感じられるような。 ・「テルミー きみがやろうとしている事は」(滝川廉治・集英社スーパーダッシュ文庫) 誰にとっても「悲劇」に違いないことが起きた。予告の無い死を前にして、どうするか。そんなことを考えさせられる話でした。「死を想う」物語としておすすめです。雰囲気が素晴らしかった。しんみりと読みたい物語です。 ・「カラクリ荘の異人たち」(霜島ケイ・ソフトバンククリエイティブGA文庫) もののけの世界との接点である、カラクリ荘に住む太一が、最初は人間じゃないみたいだったのに、少しずつ変