食文化から暮らしを描写して、食感や香りの五感を通じて、物語世界をあざやかに体験できる料理・食べ物ライトノベル。「食」は生活や本質を描き出します。 90年代から2000年代にストーリーのワンシーンとしてライトノベルのなかに食べ物を食べている描写が出てきました。その一部分に読者の注目があつまり「おいしそう」とか「あの食べる描写がすごい」と小説として評価が高まります。 幸せそうに口いっぱいに頬張る『スレイヤーズ』のリナや、買い物や料理のシーンが本当にすごい『わたしの勇者さま』、満面の笑顔を見せる『狼と香辛料』のホロが印象的です。 2010年代になると食べ物や料理をあつかった小説が多く出版され、グルメラノベが一つのジャンルとして確立します。2014年、2015年と食ラノベはさらなる注目をあつめ、2017年には50タイトルを超える料理・食べ物ライトノベルが、読者の舌をたのしませてくれています。 この
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