その過激な発言と排斥主義で世間の耳目を集めたトランプがまさかの大統領として着任した2017年初頭。途端に「ビッグ・ブラザー」といった造語を浸透させた事でも有名な、ジョージ・オーウェルの『1984』が爆売れしたのも記憶に新しい。人間の究極の理想であるユートピアとは真逆の、破綻した近未来を描くディストピア小説。その金字塔と言っても過言ではない本作は、下手したらこうなるかもしれない、こうなってもおかしくない、という人間の不安を巧みに具現化し、時代を超越したメッセージ性があるからこそ、50年以上経った今でも数多くの人間に愛されている。 自分も例に漏れず『1984』を始め、ディストピア小説が大好きで結構読んでいたつもりだったのだけど、ここらで一旦今まで読んだ本の棚卸しするのにも丁度良いと思い、古典から新作まで、読んだ事があるものを全部まとめてみました。特に最近はかなり面白い作品が増えているので、邦訳
今回おすすめ�&ご紹介させていただくのは「絶対に読んでおきたい定番の名作海外ファンタジー小説」です。 世界的にも非常に高い人気を誇り、ファンタジー小説を読みたいなら「とりあえず読んでおいて間違いない!」と言える傑作ばかり。 ぜひ参考にしていただければ嬉しいです(๑•̀ㅂ•́)و 私も海外ファンタジーならではのワクワク感は本当に好きで、まるで子供の頃に戻ってしまったようなあの感覚がたまらないんですよね(●´∪`) 本当に名作ばかりですので、もし読んだことだない作品があればぜひ一度読んでみていただきたいです。 それではどうぞ、ファンタジーの世界へ。 1.『少年と老婆』 田舎に引っ越してきた少年は、近所に住む老婆からあるお話を教えてもらうことになる。 それは「この世でもっとも美しい女性」が旅した5つの国と、そこで出会った6人の王様の物語。 バラバラだった物語は、やがて終わりに向け綺麗に収束してい
ファンタジー小説ってどんなもの? みなさん、ファンタジー小説と聞けばどんな作品を思い浮かべますか?『ハリー・ポッター』を代表するような剣と魔法を使ったファンタジー、またはドラゴンなど架空の生き物が出てくるような小説を連想する人が多いのではないでしょうか。子供の頃は読んでいたけれど、大人になるにつれて読まなくなってしまった…という声も多く聞かれます。 でも実は、ファンタジー小説ってとても奥が深いんです。大人でも楽しめるようなちょっぴりダークなファンタジーだったり、必ずしもハッピーエンドで終わるわけではないものも数多く存在します。また近年では和製ファンタジーも大人の読者を中心に人気を集めており、ファンタジー小説はまさに群雄割拠の時代。 「一体何から読めば良いのかわからない!」という人のために、古本店『もったいない本舗』のスタッフsakuraが厳選した、国内外のおすすめファンタジー小説50作品を
ファッションやイラストにも取り入れられる「スチームパンク」。どこかダークでアンティークな世界観が人気で、小説においてはSFのなかの一ジャンルとされています。設定が緻密に練られていて読み込みがいがあるので、1度ハマると抜け出せない読者も多いんだとか。この記事では、スチームパンク小説のなかから特におすすめの作品を紹介していきます。 スチームパンクの魅力とは。定義や設定、定番のファッションなどを紹介 SFのジャンルのひとつである「スチームパンク(Steampunk)」。もともとは「サイバーパンク」から派生したサブジャンルだといわれていて、蒸気機関が著しい発展を遂げた世界を舞台に物語がくり広げられます。 時代背景としては、産業革命から第一次世界大戦前後がメイン。拳銃が描かれることも少なくありません。モチーフとして「歯車」「ゴーグル」「飛行船」が使われることが多いのが特徴です。 近年では、スチームパ
メリークリスマス!heyでCTOをやっている藤村です。ということで、これからエンジニアになる・いまエンジニアをしているみなさんに個人的に読んでほしい本をご紹介します。これを読んでおけばソフトウェア・エンジニアとして網羅的な基礎が身につく、とかいうセレクトではなく、あくまで個人的に読んでもらえると嬉しいな!というものを選びました。 ソフトウェア開発基礎編リー・コープランド『はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法 』 テストの本です。昨今RSpec、XUnit系など自動テストのツールはすっかり普及し、ソフトウェアにテストコードをつけるのは当たり前の世の中になりました。しかし!テストケースをどう設計するか、何をテストすべきか、について体系的に学んだことがない、という方も実はいらっしゃるのでは。 この本はそういったソフトウェア・テスト一般についての教科書です。ここの知識はソフトウェア・エンジニアとし
This content contains affiliate links. When you buy through these links, we may earn an affiliate commission. Kristian Wilson Colyard grew up weird in a one-caution-light town in the Appalachian foothills. She now lives in an old textile city with her husband and their clowder of cats. She’s on Twitter @kristianwriting, and you can find more of her work online at kristianwriting.com. View All post
Boing Boing 経由で James Wallace Harris の「遂に『戦争と平和』を読み終えた――が、それをお勧めできるか?」を読んでいて、The Greatest Books というサイトを知った。 thegreatestbooks.org このサイトは、本文執筆時点で129ものブックリストを集計したサイトで、要は「史上最高な本」リストのサイトということですね。そのリストは例えば、米アマゾン選定「一生のうちに読むべき100冊」リストや英アマゾン編集者選定「一生のうちに読むべき100冊」リストや Guardian が選ぶ21世紀最高の本リストを含むわけだが、その129ものリストをすべて平等に扱っているわけではないようだ。ともかくこのサイトにおける集計によると、「史上最高の本(フィクション)」上位20作は以下のようになる。 マルセル・プルースト『失われた時を求めて』(asin:
中級・上級者編が主に対象とする方既にある程度の投資経験があり、初級者編で紹介したレベルの本では物足りない方ベータ、アルファといった基礎的な用語の意味が分かる方。もしくは、学ぶ意欲のある方インデックス派、アクティブ派といった流派の区別にかかわらず、定番の本を知りたい方 では、10冊ご紹介します。自信を持ってオススメする本はこれだ株式投資(ジェレミー・シーゲル)まず、最初にご紹介したいのは、ジェレミー・シーゲルの『株式投資』です。副題は「長期投資で成功するための完全ガイド」となっています株式投資に関する書籍の定番中の定番。1994年の初版以来、版を重ね本書は第4版となります。原題の「Stocks for the Long Run」に表れている通り、「株式は長期的に富を蓄積する」ということを豊富なデータに基づき説明。「本書にヒントを見いだせない人は、自らが投資に向いていないのではないか疑ってみる
2020年06月01日20:25 海外「日本やギリシャをモチーフにしたファンタジー小説のお勧めを教えてほしい!」日本がモデルの海外ファンタジー小説に対する海外の反応 カテゴリ漫画・本 sliceofworld Comment(135) image credit:The Sword of Kaigen/M.L. Wang 日本のファンタジー小説は西洋をモデルにした世界のものが多くありますが、西洋にはその反対に日本をモデルにした世界が舞台のファンタジー小説があります。日本をモデルにしたファンタジー小説のお勧めはないかと海外の掲示板で語り合っていました。 引用元:reddit.com スポンサードリンク ●投稿主日本/ギリシャにインスパイアされたファンタジー。もし知ってる人がいたら教えてほしい。スコット・リンチの『The Lies of Locke Lamora』を読み終わったとこで、この本はイ
ITエンジニアが投票した「ITエンジニア本大賞2020」ベスト10発表。「ドラゴンクエストXを支える技術」 「ダークウェブの教科書」など ITエンジニア本大賞は、ITエンジニアに読んでほしい技術書・ビジネス書を選ぶイベントです。 これまで正式名称が「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞」で通称として「ITエンジニア本大賞」と呼ばれていましたが、今回から「ITエンジニア本大賞」が正式名称となりました。 「ITエンジニア本大賞」の主催は翔泳社ですが、対象となる書籍は出版社を問わず技術書、ビジネス書全般。刊行年も関係なく、この1年を振り返っておすすめしたい書籍となっています。 今回発表されたのは技術書部門ベスト10とビジネス書部門ベスト10です。このなかから特に投票の多かった技術書3冊、ビジネス書3冊について、同社が2月13日、14日に開催するイベント「Developers S
年末ですね。年末に技術っぽいことを書いても誰も見ていないので、どうでもいいことを書こうと思います。 皆さん技術書は好きですか?好きですよね。読みもしないのに技術書典なんかに大挙して押しかけて、結局積読が増えていく。積んでいるとなんか落ち着くのかもしれません。 私は現在ハードウェア関連の技術者として働いているわけですが、短い人生の中で読んだ技術書の中で、本当に私の人生を変えてしまった技術書を思い出しながら紹介してみたいと思います。 あらかじめ断っておきますが、「名著」や「良い本」を紹介するのではなく、あくまでも私の人生を変えた本です。逆にいうと、あまり名著は出てきません。名著の紹介はすでにいろんなところでやられているので、そちらを見ていただければ。 1. 図解で分かるPCアーキテクチャのすべて(初版) 〈最新〉図解でわかる PCアーキテクチャのすべて 作者:小泉 修出版社/メーカー: 日本実
自分が本格的に設計を意識するようになったのは、2015年の夏に現職であるFringe81株式会社で開催されていたサマーインターンに参加してからだ。 インターンではDDDとクリーン・アーキテクチャ*1を一から勉強してAPIサーバーに実装する、というカリキュラムであったが、いま思うと2週間という比較的長いインターンで僕が学べたことと言えば本当に微々たるものだった。つまるところ、それくらいには設計というものは奥が深い。常になんらか特定のデザイン・パターンなりアーキテクチャ・パターンを適用することでアプリケーション開発がうまくいくということはなく、それらの様々な知識から少しづつ応用されたものが最終的なアプリケーションの設計に対して真の洞察を与えてくれるものというのが、僕自身のいまの認識である。 設計はまさに Connecting the dots そのものだ。多くを知れば知るほど、アプリケーション
Photo by Germán Poo-Caamaño 「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の中の人、Dainと申します。 “読み始めたら、徹夜を覚悟するだろう”―― これはスコット・トゥローの『推定無罪』の帯文だ。帯に惹かれ手に取ってみると、予感通りに完徹した。 世に面白い本はたくさんあるけれど、徹夜を保証され、予告通りに夢中になるのは珍しい。そんな作品を「徹夜小説」と名付け、その名の通り、眠ることも忘れて読みふけってしまう傑作を紹介しよう。これまで自身のブログでも徹夜小説を度々紹介してきたが、今回はその中でもこれぞという5作品をお届けする。 その前に、大事なことを二つ、お伝えしておく。 一つ目。これから紹介する徹夜小説に匹敵する、もしくは、上回る作品を、もしも、万が一にもご存じなら、ぜひともご教授願いたい。わたし一人では限界がある。わたしが知らない徹夜本は、きっとあな
こんにちは、hachi8833です。BPS社内勉強会の発表を元に、社内JavaScript勢の皆さまのお力を得て記事を書きました。 目的 JavaScriptをたまにしか使わない私ですが、それもあってなおさら書くときに迷いに迷います。 ネットの情報多すぎ、動き激しすぎ、選り分けるにしても指針が欲しい 古いコードや毒入りコードを拾って食あたりや、泥舟に乗って沈没するのを少しでも避けたい 最初の一歩をどこから踏み出すかの手がかりが欲しい そういったわけで、2019年前半と区切って、一度JavaScript世界について門外漢ならではの「大きな絵」が欲しかったのでした。ここに書いたことの中には来年には古くなっているものあるかもしれません。 ただ、社内のJS勢の話を総合すると、JavaScript世界は数年前に比べるとかなり落ち着きつつあるとのことです。この機会にということで、主に自分のために現在の
この記事で、アルゴリズムの勉強はアルゴリズムカタログを覚えることじゃないよということを書きました。 プログラムの理論とはなにか アルゴリズムの勉強というのは、スポーツで言えば腕立て伏せや走り込みみたいな基礎体力を養うようなもので、「ソートなんか実際に自分で書くことないだろう」とかいうのは「サッカーは腕つかわないのに腕立ていらないだろう」とか「野球で1kmも走ることなんかないのに長距離の走り込みいらないだろう」とか言うようなものです。 Twitterでアルゴリズムの勉強とはなにかと尋ねられて、「アルゴリズムの基本的なパターンを知って、それらの性質の分析のしかたをしって、いろいろなアルゴリズムでどのように応用されているか知って、自分が組むアルゴリズムの性質を判断できるようになることだと思います。 」と答えたのですが、じゃあ実際どういう本で勉強すればいいか、ぼくの知ってる本からまとめてみました。
10〜1月のおもしろそうな世界史関連の新刊をまとめます 年が明けてとても忙しい第4クォーターに入りました。 ゆっくり本を読む時間を確保するのは難しいかもしれませんが、とりあえず面白そうな本のチェックだけはしてみませんか? 2018年10月〜2019年1月の世界史関連の新刊のまとめです。年末年始ということもあって、紹介するのは35冊もあります。気になる本を見つけてください。 1. 一神教と戦争 (集英社新書) 集英社 橋爪 大三郎 (著), 中田 考 (著) (12/14発売) 一神教と戦争 (集英社新書) posted with カエレバ 橋爪 大三郎,中田 考 集英社 2018-12-14 Amazonで購入 楽天市場で購入 なぜキリスト教徒は戦争に強いのか? なぜキリスト教圏とそこから派生した世俗国家が覇権を制しているのか? そして、西欧とイスラームの衝突の思想的な原因はどこにあるのか
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