新型コロナウイルス国内感染の状況 日本国内において現在確定している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を厚生労働省の報道発表資料からビジュアル化した。 制作・運用:東洋経済オンライン編集部 お知らせ 2023-5-10 New 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に移行したのに伴い、厚生労働省の日次ベースでのデータ公表が終了したため、当サイトでのデータ更新も停止します。
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先日、独居状態の高齢者である統合失調症の母をついに入院させた。 発症から入院までおよそ四半世紀程かかった。 ここ1年程で近隣とのトラブルが増え、ここ数カ月は週に一度のペースで警察からトラブル報告の電話が来て謝罪に行く日々だった。 そこで「医療保護入院」という形で、本人の了解なしに家族の同意により強制的な入院を行った。 「こんな長い期間なんで放っておいたんだ」「お前の責任でもあるだろう」という声もあるだろうが、 自分の気持ちを整理する意味でもこれまでの経緯を書く。 母は兼ねてより気性の激しい性格で、自分の行動が間違っていると思う事がなく、謝罪したことを見たことがない。 興奮すると激しく怒鳴り散らし、強い言葉で他人を攻撃する人であった。 日常的に暴力を振る事はあまりなかったが、私は10歳になるまではかなり厳しく躾をされ、 一時間以上正座状態で延々怒鳴りつけられ、時に激しく叩かれて育った記憶があ
高齢者や乳幼児を中心に激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスが変異し、ヒトが免疫を持たない新たなウイルスとなって、ことし初めから国内で感染を広げていたことが分かりました。ノロウイルスの本格的な流行は秋以降で、国立感染症研究所は、秋以降も新たなウイルスが主流となった場合には、例年にない大きな流行になるおそれがあるとして、全国の地方衛生研究所にウイルスの分析を徹底するよう求めました。 激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスには、ヒトに感染する遺伝子の型が31種類ありますが、遺伝子型の判別が可能になった平成16年以降、国内でも海外でも「G※2・4」という型が流行の主流を占めてきました。 ところが、研究グループが去年10月からの半年間、国内の患者から検出されたウイルス2000株以上を調べたところ、ことしに入って、「G※2・17」という型が急激に増え、2月以降は、すべてこの型になっていました
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ついに日本でも疑い例がとか、BSL4施設稼働するかもとか、対岸の火事がどんどん近づいているように感じられますね。当ブログはゆるゆるウイルス的論文紹介ブログ*1ではありますが、こういう時に情報発信してこそだろー!ということで、今回も引き続きエボラってみましょう。 今回は、エボラの基礎知識として良く言われる(そして、不安になっている人が多いだろうと思われる)『潜伏期間はウイルスを排出しない』という言説について、論文を紹介してみようと思います。 その前に一つだけ。エボラの出血は他の出血熱ウイルスに比べても、実はそんなに激しくありません。粘膜からの出血や皮下出血がほとんどで、いきなり鼻血どばーっ!吐血げぼーっ!とか、目から血涙だらーっ!みたいなことは起きませんので、そういうのはフィクションの中でお楽しみください。 まずはこちらの論文。筆頭著者は日本人。 Host response dynamics
デング熱に関する報道が連日行われている。世界的にはもともと感染者が多い病気だが、現代の日本では珍しい。情報不足によることもあってか、いくつかの陰謀流言が発生していた。その流言は、次のような理屈で成り立っていた。 これまでもデング熱の症例はあったようだ ならば、今年だけこれほど騒ぐ必要はないはずだ にもかかわらず、なぜこれほど大きく取り上げられるのか きっと、何かの大きな政治的意図が背景にあるに違いない たぶん、その意図とはこういうもの(デモつぶし、内閣批判からのスピン、被曝の影響隠し、他多数)だろう こうした陰謀流言には、まず下記の前提が抜け落ちていた。 これまでも、デング熱の症例はあったが、それらは「海外渡航歴のある人の症例」であった しかし今年デング熱が話題となっているのは、「国内での感染」が増えているからである 人から人へと直接はうつらないが、蚊を媒介しての拡大するため、「国内での感
エボラウィルス感染症(エボラ出血熱)が猛威を振るっている。致死率が高い病気で、ワクチンも治療法もまだない。清潔な環境での対処療法が基本となるが、感染地域では医療を妨げる流言が広がっている。 国内外の報道によれば、流言のパターンとして、「欧米人や医療従事者らがエボラウイルスを持ち込んだ」「入院すると臓器が盗まれる」「病院でこそエボラに感染させられる」「隔離された患者はそのまま餓死させられる」といったものがあるという。これらの流言は、医療チームへの不信感を拡大させている。現地で治療に当たった方からは、医療チームの乗る車めがけて石を投げられたという話も聞いた(8月8日放送のラジオにて)。 「エボラは存在しない」と叫び、隔離施設を襲撃した集団がニュースになった。エボラの存在そのものを否定するという流言も広まっているわけだ。こうした流言には、「政府が支援金を詐取するためにねつ造したのだ」といった説明
日本テレビ「24時間テレビ」を見なくなって久しい。というか今でも毎年やっているのかすら知らないが、この間、ツイッターを覗いていると、『はなちゃんのみそ汁』というドラマが話題だったようだ。同題の書籍もあり、関連のブログもあるらしい。当のドラマはどうかというと、該当のテレビサイトによるとこういう話らしい。 新聞記者・安武信吾は、音大学生・松永千恵と交際。信吾は千恵から乳がん打ち明けたが、信吾は千恵と生涯をともにすると決意。千恵のがんは悪性度が高く、再発の可能性あり。抗がん剤治療後、5年間再発の兆候がなければ完全寛解(テレビのサイトでは「完治」とあるが誤植だろう)。治療を続けながら出産、はなが産まれるが、はなが9か月のときに転移が判明。玄米に味噌汁という食事療法を始め、はなが引き継ぐ……という話らしい。 つらい話だなと思う。 ツイッターで見かけた話題は、この食事療法を含め代替医療への批判が多いよ
米カリフォルニア(California)州サンフランシスコ(San Francisco)の海岸で撮影されたアシカの群れ(2013年9月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Don Emmert 【8月21日 AFP】結核は、イタリアの探検家クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)が初めてアメリカ大陸に足を踏み入れる数百年も前に、アザラシやアシカによって同大陸に持ち込まれていた可能性が高いとの研究論文が20日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。 今回の研究は、欧州人が結核を同大陸に持ち込んだとする説に異を唱えるものだ。結核は、百日ぜき、水痘、インフルエンザなどの他の異国の病気とともに、アメリカ先住民数百万人を死亡させたとされている。 欧州人が到達する前の米大陸には約2000万人の人が住んでいたが、免疫を持たない新たな病気によって、そのうちの最大95
学術総会のテーマを掲げた入り口の看板 がん、そして働くすべてのがん患者ケアできる? 米学会のオバマケア検証(2019/6/28) 世界から3万人の医療関係者が集まる米国臨床腫瘍(しゅよう)学会の学術総会がつい最近開かれました。世界を代表するがん学会の一つで、「ASC…[続きを読む] ありえない!信じられない! その口癖、大丈夫?[医療・介護のためのアンガーマネジメント](2019/6/25) 救急隊、家族が蘇生断ったら 消防本部に中止容認広がる[ニュース・フォーカス](2019/6/25) 迫る最期、義母を前に揺らいだ 城戸真亜子さんの選択[ニュース・フォーカス](2019/6/25) ツイッターで「ナルコレプシー」検索 患者とつながる[患者を生きる](2019/6/27) 昼間に眠気が続くナルコレプシー 日常生活送れる薬も[患者を生きる](2019/6/28) 子どものダラダラ食
松尾匡のページ14年7月9日 性感染症と失業の最新報告とこの夏の予定 ひと月前かかりつけ医から見せてもらった数字では、「クレアチニン」って、これ筋肉でエネルギーを燃やしたあとの老廃物らしいですけど、腎機能が正常なら速やかに尿中に排出されるはずのところ、血液中の濃度が基準値の上限をほんのちょっとオーバーしていました。どうりで疲れやすいと思った。 でも、久留米の担当医からタンパク質の取り過ぎに注意するように言われていたので、食事が全般的に抑え気味になっていたのですが、そっちはちょっとやりすぎかもしれないとのこと。血中ナトリウムが上限以内なんですけど比較的高めだから、むしろ塩分を抑えた方がいいと言われました。 そうは言ってもいつも夜遅くまで大学にいて学食で食べるので、自炊していないし、なかなか難しい課題ではあります。近くで外食するときも、京都は薄味だから大丈夫だろうとたかをくくっていましたが、そ
日本でどれだけ報道されているのかは分からないが、現在、西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大している(参考)。現在確認された患者は567人で、死者は350人にもなっているらしい。 これまでの最大のエボラウイルス流行は2000年にウガンダで確認された425人というものであり、今回の流行はそれを超え、既に記録にある限り、世界最大の流行となっている。さらに今回は都市部での感染拡大が広がっており、予断を許さない状況だ。国外に広がれば、パンデミックの恐れすらある。 長いことブログをやってきて、これまでに何度かエボラウイルスについて書いているのだけど、改めて覚え書きとしてまとめて書いておこうと思う。ウイルスはそこまで詳しくないので、専門家のご指摘は大歓迎。 エボラウイルスとは エボラウイルスは、フィロウィルス科(参考)に分類されるRNAウイルス。本来の宿主はコウモリではないかという説があるが、今のところ
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きのうの続きです。娘から、 「ショートにした髪の毛だと1920年代のフラッパーのスタイルがいい。」 と言われて、帽子を買いに来ました。前前から、いろいろ揃えががいいとは噂では聞いていた近くのお店に行ってきました。 Black Cat Hats & Bags 59 N Santa Cruz Ave Los Gatos, CA 95030 http://blackcathats.com/ 実は、私は頭が大きく、帽子が似合わない。頭が大きくて困った過去の苦い経験は、 高校の時に某チェーン店のハンバーガー屋さんのバイトの面接で、帽子が入らないという理由で断られた事があります。 娘曰く、 フラッパー帽は、かぶるのではなく、後ろに止める感じなので、頭が大きい方がいいかもよ。 さて入店。 たしかにすごく揃えがいいのですが、2月中旬に閉店するらしく、全品20%オフです。人も結構居ます。娘は、帽子をみるなり
「この程度の傷、たいしたことではない。」 男は、心の中でつぶやいた。チンパンジー狩りには困難がつきものだ。引っ掻かれ、噛みつかれるのには慣れている。今回の狩りがこれまでと違っていたのは、狩りの最中に負った傷にチンパンジーの返り血を浴びたことくらい。 「いつものことだ。」 男は再びつぶやき、いつものように家路を急いだ。 男の思いもよらないところで、この狩りは、いつものものとは2つの点で異なっていた。1つは、獲物となったチンパンジーがSIV(サル免疫不全ウイルス)に感染していたこと、もう1つは、返り血を浴びた男が種の壁を越えてSIVに感染したこと。この違いが、人類の運命を大きく変えた。そう、1921年に中部アフリカで行われたこの狩りこそ、中世ヨーロッパの黒死病以降、人類最大の「疫病」となったエイズの起源なのだ。 6,000万人以上に感染したHIV(ヒト免疫不全ウイルス)はこのように誕生した、か
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