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食と随筆に関するushiwatatのブックマーク (6)

  • 九 「原始」について | 随筆 小林秀雄 | 池田雅延 | 連載 | 考える人 | 新潮社

    人間にとって、「あたりまえ」とは何かを知って、「あたりまえ」に還れ、それが人生いかに生きるべきかを考えるための第一歩だと小林秀雄は教えた、そしてその還るべき故地として小林秀雄が見ていたのは、原始、古代であった……、と書いてきたが、ここで念のために言っておきたい、だからといって小林秀雄は、竪穴住居に憧れたり、狩猟・漁労を趣味道楽にしたりしていたなどというのではないのである。原始人のように、古代人のように生きるとは、天から授かった人間として生きるに最小限必要な身心のはたらき、それを最大限に活かして生きる、そういう意味である。 昭和四十七年九月、小林先生七十歳、私は二十五歳の秋であった。円地文子さんの「源氏物語」訳を新潮社から出すにあたり、記念の講演会を名古屋と大阪で催すことになって、小林先生にも「宣長の源氏観」と題した講演を行ってもらったことは先に書いたが、名古屋に続いた大阪での夜のことである

    九 「原始」について | 随筆 小林秀雄 | 池田雅延 | 連載 | 考える人 | 新潮社
  • エピソード - 視点・論点

    人口の急減が推計される日。人口減少のスピードを減少させ、また、人口が減少しても活力ある社会を維持するにはどんな対策が必要か、考えていきます。

    エピソード - 視点・論点
  • 視点・論点 「正月料理のこころ」 | 視点・論点 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス

    料理研究家  土井善晴 きょうは「正月料理のこころ」をテーマに、お話しします。 今でも多くの人が、年の内に、外の仕事をしっかり終えて、大掃除など家の仕事もきちんと済ませたいと感じるからです。そのように、お正月をまえに、一年にきっちりとけじめをつけることで、清々しい気持をもって、新しい一年を迎えられるというのが、「日人の心の有り様」だと思うのです。 つきの日、早朝まだ暗いうちから、火をおこして湯を沸かし、米を蒸すと、薪のパチパチとはねる音、赤い炎、立ち登る白い湯気に乗って、米のいい匂いがしてきます。薪をくべる。臼を温める。大人たちが段取りを進めていく様子は、子供の私にも、今日は遊びとは違う、ふざけてはいけないと、大人に交じって、なにかお手伝いしようとしたものです。米が蒸し上がると、緊張感が高まって、「よいしょっ」「よいしょっ」とひとつき、ひとつき、かけ声を合わせます。力強く突く大人

    視点・論点 「正月料理のこころ」 | 視点・論点 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス
  • エピソード - 視点・論点

    超高齢化社会に突き進む日。しかし、今の医学教育の基モデルは長く変わっていません。複数の疾患を診る「総合診療」を重視した医学教育改革の必要性について考えます。

    エピソード - 視点・論点
    ushiwatat
    ushiwatat 2015/09/08
    |私たちの「家庭料理と旬」を大切にして、お料理なさって下さい。きっといいことがたくさんあると信じます。|
  • 野蛮な食べ方 - ohnosakiko’s blog

    30歳を過ぎるまで、カラスミというものをべたことがなかった。そういう珍味が世の中にあることも知らなかった。 結婚して数年経った頃、お歳暮かなんかで九州の人からカラスミを頂いた。 「なにこれ」 「カラスミ。ボラの卵巣を塩漬けにしたやつ。ったことないか」 「ない」 「酒のあてに最高だぞ」 「へえー(ワクワク)」。 薄くスライスして皿に並べた。見たとこ奈良漬けそっくりだ。なんかパッとしないべ物だね。しかし一切れ齧ってみると‥‥ナニコレウマイ! 日酒を飲みながら「おいしいねー」と喜んでカラスミを口に放り込んでいたら、「おいおい」と夫に咎められた。 「そうパクパクうなて。奈良漬けじゃないんだから。これ、幾らするか知ってるか」 「知らない」 「五千円はする」 「えっ、そんなに」 「チビリチビリとべるもんなの、こういうのは。パクパクうもんじゃないの」 そうなんだ。 滋賀の人から鮒寿司が送ら

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  • なぜウィスキーは最初から美味いと思えないか? 前編

    ウィスキーの飲み手としての大人(おとな) 二十歳(はたち)の誕生日にウィスキーを飲んだとして、それを美味いと感じることはないだろう。 法律上は大人でも、ウィスキーの飲み手としては、まだ大人とはいえない。 なぜウィスキーは最初から、うまい!と思えないのか? 言い換えれば、最初の内、ウィスキーがはまずいと感じられるのはなぜか? ある時点まで「まずかった」ウィスキーが、ある時点から「うまく」感じるようになる。その時点はいつくるのか? ウィスキーの臨界点 私の場合は、ウィスキーなんて最初の50杯ぐらいは美味いと感じなかった。なんとなく、憧れで飲んでいた酒だ。ジャーキーをつまみながら、ジャックダニエルをロックで、そう言うとカッコよい。木のカウンターの焼肉屋さんで、そうですね、白州をロックで、そういうとなんだか大人な感じがした。けれども味はわからなかった。強めのチビチビやる酒だ、ぐらいに思っていた。

    なぜウィスキーは最初から美味いと思えないか? 前編
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