池内恵(いけうちさとし) 東京大学先端科学技術研究センター グローバルセキュリティ・宗教分野教授。1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より東京大学先端科学技術研究センター准教授、2018年10月より現職。著書に『現代アラブの社会思想』(講談社現代新書、2002年大佛次郎論壇賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2009年サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書)、『【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』 (新潮選書)、 本誌連載をまとめた『中東 危機の震源を読む』(同)などがある。個人ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝」(http://ikeuchisatoshi.com/)。
「イスラム国家」の北アフリカ諸国への脅威 2014年07月07日 17:58 アルカエダ中東関連 これまでも欧米諸国がISメンバーのテロリストが帰国してテロを持ち込むことを危惧しているとの報道は数多くありましたが、al qods al arabi net は、北アフリカ諸国がISがリビアに浸透することを警戒して、調整を始めたと報じています。 記事の要点は次の通りで、事柄の性質上、真偽のほどは不明ですが、考えてみればISの幹部にはチュニジア人等らが多数含まれているとされており、又リビアの政情不安に鑑みれば、十分あり得る話だろうと思います。 その中でカタールも大きな役割を果たそうといてると言う点が注目されますが、相手がISと言うテロ組織であれば、これまで最低の関係であったエジプトも含めて、カタールと共通利害と協力の必要性は大いにあるのだろうと思います。 しかし、この記事の様な状況になれば、それ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く