■祝賀ムード消えたベツレヘムのクリスマス…エルサレムに寄り添う 【ベツレヘム:ムハンマド・ユーニス】 ベツレヘムの降誕教会の広場は、例年のこの時期とは異なる様子を見せ、クリスマスの祝賀ムードは冷めていた。例年は、同協会の広場で世界中から集まった芸術パフォーマンス団体のショーが行われ、広場は参拝者でいっぱいになるのだが、今年は祝賀ムードが消え失せ、イベントは宗教儀式と地元スカウト運動団体による小規模なショーのみに限られた。パレスチナ人キリスト教徒も自宅に留まることを選んだ。降誕教会の広場中央に設置された巨大なクリスマス・ツリーは、明かりが灯されないままだった。 ドナルド・トランプ大統領がエルサレムを「イスラエルの首都」に認定することを決定したことは、クリスマスを祝うベツレヘムとそこに住むキリスト教徒たちの上に暗く重たい影を落とした。ベツレヘムでは、米国の宣言に(パレスチナ人が)抗議し、ここ3
■薬物濫用に関する調査の結果、パレスチナの街角に走る衝撃(1) 【ラマッラー:バディーア・ザイダーン】 パレスチナ社会に衝撃が走った。ラマッラーにあるパレスチナ民族保健機関がパレスチナ自治政府保健庁、パレスチナ駐在のWHO、国連薬物犯罪事務所、韓国国際協力団と協同で調査を行った結果は、パレスチナにおける薬物服用に関する恐ろしい数字を含んでいた。パレスチナでは26,500人が薬物を服用、つまりハシシやフェネチリン、マリファナ等のより危険性の高い薬物を所持していることが判明した。またヨルダン川西岸地域では16,453人が、人工のハシシやマリファナを主に使用しており、ガザ地区では10,047人がトラマドールやプレガバリンといった薬物を使用している。また、26,500人のうち1,118人は薬物を注射器で服用しており、そのうち81%は薬物の使用を18歳以下の年齢で始めたという。 薬物を危険な形で使用
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く