京都の岡真理です。 パレスチナ難民2世の作家、イブラーヒーム・ナスラッラー(ヨルダン在住)の小説に『アーミナの婚礼』という作品があります(拙著『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)でこの作品に言及した際には『アーミナの縁結び』としましたが、原題を忠実に訳すならば『...
京都の岡真理です。 パレスチナ難民2世の作家、イブラーヒーム・ナスラッラー(ヨルダン在住)の小説に『アーミナの婚礼』という作品があります(拙著『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)でこの作品に言及した際には『アーミナの縁結び』としましたが、原題を忠実に訳すならば『...
抗議運動と警官隊との衝突と死者(エジプト) 2014年08月16日 18:31 エジプト中東関連 座り込み排除での大量死者1周年抗議については昨日お伝えしましたが、抗議活動は14日に引き続き、15日もカイロその他各地で行われ、これを解散させようとする警官隊と衝突し(警官隊は、実弾、猟銃弾、催涙ガスを使用の由)、活動家筋によれば、14日の7名に次ぎ、、15日も7名が死亡し、両日のデモ隊の死者は14名に上ったとのことです。 もっとも、保健省は両日で6名の死者との報告しかないとしており、またal arabiya net は15日の死者は3名であったとしています。 これに対して、al qods al arabi net は両日の死者の名前を報じており、またal jazeera net は15日の死亡の発生場所として、ギザのファイサル地区で実弾により3名死亡、2名が同じギザのハワムディーア地区で、カ
座り込み排除1周年抗議(エジプト) 2014年08月15日 09:18 エジプトイスラム クーデター政権による座り込み排除1周年抗議集会については、昨夜速報ベースでお伝えしましたが、昨日は報じられていなかったカイロでも各所で抗議があり、警官隊等との衝突で3名が死亡したとのことです。 al arabia net とalqods al arabi netから取りまとめると次の通りです。 カイロの ムハンディシーンで抗議の2名が銃で撃たれて死亡し、カイロの東北のマタリーヤでも1名が死亡した。 80名が逮捕され、15名が負傷した(逮捕者の数や3名の死者が出たことから考えると負傷者の数はさらに大きい可能性が強い) また警察当局によれば、警察は抗議参加者の持ち物から、火炎瓶、ガソリン、その他の危険物を多数押収したよし。 またルクソール駅で爆発があった他、エジプト各地で火炎瓶が投げられ、警官隊が催涙ガス
1月2日 『ゼレンスキー追い詰められる』 追い詰められたゼレンスキーがロシアの都市を攻撃、ロシアは軍事施設を報復攻撃 ウクライナ軍のバレリー・ザルジニー最高司令官によると、その前日にロシア軍は150発以上のミサイルとドローンで「重要なインフラ、産業施設、軍事施設が攻撃された」としているが、別の情報源もロシア軍のミサイル攻撃が主に軍事企業や倉庫に向けられていたとしている。 空爆の場所からも標的が倉庫や軍事企業だったことを示している。ただエネルギー施設は標的になっていないという。ウクライナだけでなくアメリカ/NATOの兵器庫もすでに空で、その生産力はロシアの半分だとも言われている。ミンスク合意で騙されたロシアはアメリカ/NATOと停戦交渉を再開するとは思えず、アメリカ国内でもジョー・バイデン政権の戦争継続方針に反発する声が強まっている。 そこで、アメリカが日本に圧力を加え、迎撃ミサイル「PAC
座り込み排除1周年記念抗議(エジプト) 2014年08月14日 17:58 エジプトイスラム al qods al arabi net とal jazeera net は、14日朝から1年前のクーデター政権によるムルシー前大統領支持者の座り込み排除(このため座り込み者を中止に数百名の死者数千名が負傷したと政府筋も認めていたが、その後公式の正確な数字が出たとは記憶にないのですが、発表されましたっけ?)に抗議して、シーシ政権に反対する、行進、デモ等はエジプト全土で広げられたと報じています。 上記2ネットのうち、al jazeera は未だにシーシ政権と対立していて、その報道には色眼鏡がついているとみる読者もおられるので、以下はal qods al arabi net の記事の要約です(内容的にはal jazeera の方が短いだけで、大差はないが・・・) 「正当性を守る国民連立」の呼びかけで、
ここ数カ月、アメリカの南部国境は異常な状況に陥っています。不法移民の流入が止まらないのはもう何十年も前からですが、現状は前代未聞と言って良いでしょう。身分を証明する書類を持たない子供が、子供だけで毎日何百人も国境を越えてくるのです。年に換算すると5万人以上という異常なペースです。 アメリカの南部国境というと、その向こう側はメキシコになりますが、この子供たちがメキシコ人だと判明すれば、問題は比較的簡単です。簡単な手続きで国境の向こうに強制送還することになるからです。メキシコ政府も、こうした措置に関しては了承しています。 問題は、この子供たちがメキシコ人ではないということです。彼らはどこから来るのかというと、中米の主としてエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの3カ国の出身のようです。この3カ国からは、メキシコのアメリカとの国境地帯まで、飛行機やバスの「ルート」があり、コンスタントに子供たち
命は惜しい―。政府が集団的自衛権の行使を容認するために、憲法解釈を変える閣議決定をしてから約2週間。海外での武力行使が現実になろうとしています。自衛隊が「軍隊」化することを危惧し、3月に辞職した20代の元自衛官に、集団的自衛権について、どう考えているのか、聞きました。 ―いつ入隊しましたか。 18歳で自衛隊に入って、沖縄県内の基地に配属されました。 ―なぜ自衛官を辞めたんですか。 今回の集団的自衛権容認の閣議決定で、海外の「戦闘」に加わることが認められるようになります。自衛隊は、人を殺すことを想定していなかったのでまだ、「仕事」としてやれましたが、今後はそうはいきません。昇任試験も合格したばかりで、自衛官を続ける道もありましたが、戦争に加わって命を落とすかもしれません。命は大事です。 今後、自衛隊が軍隊化されて、辞めることを決断するのが例えば40代だった場合、社会に出たとしても、
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