講演会場はたいへんな熱気につつまれていた。会場は立錐の余地もなく、立ち見の客であふれている。 安全保障関連法の成立から約1週間後の2015年9月26日、東京都内で開かれた上智大学教授の中野晃一氏の講演会。 冒頭、立ち見が出るほど盛況な客席に目をやった中野氏は、「これは、今の日本の状況が、それだけ悪いことの現れでもある」と苦笑した。そして、「(安保法が成立し)今は、かなり絶望的な状況であることを認めねばならないが、一方では、形容しがたい希望が自分の中に宿っている。みなさんも、そうではないか」と集まった市民らに呼びかけた。 話 中野晃一氏(立憲デモクラシーの会呼びかけ人、上智大学教授) 日時 2015年9月26日(土)18:30〜 場所 文京シビックホール(東京都文京区) 主催 許すな!憲法改悪・市民連絡会 グローバル市場で多国籍企業がカネ儲けするための「ショバ代を払え」といわれている日本 「