フォーサイト WORLD 仏北部カレーで、記者団の質問に答えるカズヌーブ仏内相(左)とメイ英内相(右)=2015年8月20日【AFP=時事】 渡邊啓貴 シリアをはじめとしてヨーロッパ周辺地域からの難民流入が深刻化している。フランス北西部カレー市からユーロトンネルを通って車両でイギリスに密入国する大量の難民に英仏両国は手を焼いている。その一方でシリアやトルコなどを経てギリシャのコス島にたどり着いた難民と住民との間で軋轢が生じ、さらに難民が北上するための一時滞在地となっているマケドニアの南部ゲブゲリア(Gevgelija)では難民と治安当局が衝突した。 豊かな地域ヨーロッパへの人の流れは歴史的に絶えない。加えて、欧州統合が進む中で「人の移動の自由」の名の下に、調印国の間では移動の自由が保障される(シェンゲン協定)。第三国人もいったん調印国に入国を認められさえすれば、新しい生活に入っていける。民
日本共産党の志位和夫委員長が4日の衆院予算委員会で行った質問。戦争法廃止がなぜ一刻の猶予もならないのかについて、南スーダンPKO(国連平和維持活動)での自衛隊任務拡大と、米軍主導の「有志連合」による過激組織ISに対する軍事作戦への自衛隊参加問題を取り上げ、徹底追及しました。 任 務 「住民保護」のために武力行使 首相「認識している」 志位氏は、国連PKOの任務がこの20年間余で大幅に変化し、任務部隊が「交戦主体」として武力の行使を求められる実態を明らかにしました。 かつてのPKOの主要任務は、国連の大原則である内政不干渉・中立性にもとづく、停戦監視でした。 しかし1994年に発生したアフリカ・ルワンダでの大虐殺を契機に、ある国で重大な人権侵害が起こり、その国の政府が何もしない、または加害側に立つ場合には、国連は武力行使をしてでも住民を保護すべきという考えが起こります。次第にPKOの主要任務
ウガンダへ避難2万6千人超に=南スーダン 【ベルリン時事】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報道官は22日、南スーダンでキール大統領派とマシャール副大統領派の衝突が始まった今月7日以降、隣国ウガンダに逃れた住民の数が2万6000人を超えたと明らかにした。 11日に両派の停戦が発効したが、難民らは戦闘が今も続き、武装集団による略奪や市民の殺害も行われていると訴えているという。21日には一日で最も多い8000人以上がウガンダに入った。(2016/07/23-05:47) 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】
7月21日、オバマ米大統領は、イスラム教徒の移民が米国に貢献していることを称え、イスラム教徒を差別しようとすれば、テロリストの術中に陥ることになると述べた。写真はワシントンで17日撮影(2016年 ロイター/Joshua Roberts) [ワシントン 21日 ロイター] - オバマ米大統領は21日、イスラム教徒の移民が米国に貢献していることを称え、イスラム教徒を差別しようとすれば、テロリストの術中に陥ることになると述べた。 ホワイトハウスで開かれたイスラム教の断食月明けの祭り「イード・アル・フィトル」を祝う式典で、大統領は「イスラム教徒の米国人は、他の米国人の同胞と変わらず、愛国心が強く、社会に融和し、米国人らしい」とし、「何世代も前からここに住む家族であれ、新たな入国者であれ、わが国の成り立ちの不可欠な部分である」と語った。
7月21日、トルコのエルドアン大統領は、ロイターとのインタビューに応じ、軍の一部が試みたクーデターについて、これまでの情報活動に重大な欠陥があったとの見解を示した。写真はアンカラで21日撮影(2016年 ロイター/Umit Bektas) [アンカラ 21日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は21日、ロイターとのインタビューに応じ、軍の一部が試みたクーデターについて、これまでの情報活動に重大な欠陥があったとの見解を示した。早急に軍を再編し、「新たな血を送り込む」と表明した。
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