イスラム過激派組織「イスラム国(IS)との衝突が続くなか、シリア・アレッポ北部の村ビザーフの塹壕(ざんごう)で腰を下ろした反体制派の戦闘員(2017年2月6日撮影)。(c)AFP/Nazeer al-Khatib 【2月7日 AFP】在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は6日、シリア北部アレッポ(Aleppo)県でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が最後の主要拠点としていた町が「完全に包囲された」と明らかにした。アレッポ県ではバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権側の部隊が複数の前線でISに圧力をかけている。 包囲されたのはトルコとの国境に近いアルバブ(Al-Bab)。監視団の報告によれば、アサド政権側部隊がアルバブへの道路を封鎖したことで、ISの戦闘員は外部から遮断された。監視団