イタリア中部の町マチェラータで行われた人種差別反対デモで、左派新政党「Potere al Popolo(人民に力を)」の旗を手にした参加者ら(2018年2月10日撮影)。(c)AFP PHOTO / TIZIANA FABI 【2月11日 AFP】イタリアで10日、反ファシスト団体や活動家らが主導する抗議デモが中部マチェラータ(Macerata)など複数の都市で行われ、数万人が参加した。 デモ主催者らによると、3日に極右主義者がアフリカ系移民を狙って銃を乱射し6人が負傷する事件があったマチェラータでは非政府組織(NGO)や反ファシスト団体、各組合、左派政治団体などの呼びかけで行われたデモに1万人から3万人が参加した。 マチェラータの他にもイタリア各地で小規模な反ファシストデモが行われ、ミラノ(Milan)で行われたデモでは「外国人たちへ、私たちをファシストの中に残して去っていかないで」と書